第4話 星の図書室

周りの光が収まり、外を見渡すとまず初めに目に付いたのは星空だった。


だが、見た感じは屋外ではなさそうでプラネタリウムみたいな感じになっている。


そして、この部屋でもさらに特徴的なのは本棚の数だ。


大きな空間一面に本棚があり、その中に所狭しと本が詰められている。


さっきのはここに移動する手段だったようで、俺はそれを間違って押してしまったようだ。


本を詳しく見てみると、1冊辺りはかなり分厚く表紙には人の名前のようなものが書かれていた。


そして本棚にも番号が振られているようだ。


とりあえず一番数字が新しそうなやつから見てみると、なにやら表紙に見しった名前があった。


一番下の学年のやつの名前。


これが学年順で並んでるとしたら、もう少し遡れば自分の名前があるはず。


というか結局このスペースはなんなんだろうか。


まあ、それはさておき番号が少し古いところまで行き自分の名前を探す。


すると少しと経たずに「花織怜」の文字は見つかる。


さあ、何が書かれていることやら。

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