運命プログラム
マルコボーロ大佐
第1話 帰り際の異変
憂鬱な時間が終わった
僕は友達の
伊藤、圭吾、二亜、恵美、、ハワイからの帰りの便に乗っている
「なぜ、、かこの便には僕たち5人しか居ない!?流石に何かあるあるだろ」
そうこの便には僕たちしか居ない
深夜の便ってこんな感じなのか?
いや流石になにかある
ドッキリか?ドッキリだよな、、、
「まぁいいじゃない、、貸し切りみたいで面白いし、、、」
「でも、、、CAも居ないじゃないか、、」
「怖がりすぎよ、、木道」
「そうだよ怖がり過ぎだよ木道、、そうだ!成田に着いたら皆でカラオケ行こうよ」
「えぇ、、、深夜だよ、、二亜さん」
「えーいいじゃーん」
「Zzzz」
「伊藤のやつ寝てるな、、」
「まぁまぁ、、深夜2時だしね」
「それもそうか恵美さんの言う通りだよ」
「相変わらず、、無口だな、、圭吾」
「んあぁ、、体力の無駄遣いしたくないからな」
「しゃべるだけだぞ、、、」
はぁ何も起きなければいいけど・・・
「あれっ、、なんかさっきより高度下がってないか、、、」
「えっそんなわけ、まだまだだぞ、、、」
僕はそっと窓から外を覗いた・・・
さっきよりもかなり下がっていた
「本当だ、、、」
「えっ嘘、、、」
「海に着地するのか?」
「ここら辺地図で見たけど、島はないよっ」
「気のせいでしょ、、、」
本当に気のせいであってくれ
僕は強く願った・・
もう一度窓を覗いた、、しばらく覗いた
さっきよりも断然下がっており
雲から抜けると島が見えた
「何だ、、この島?」
「え?島?此処ら辺には島は無いよ、、木道」
「いやでも、、、」
「本当だ!?島が見える」
「恵美さんまで、、、」
「えっ?本当だ、、、」
しかも、、、この速度で降りると
島の真ん中に着陸する、、、
念の為、、ガラケーで島全体の写真を撮った
建物の位置を把握するためだ
話し合いで操縦室に伊藤と向かう事になった
「じゃんけんで負けるなんてついてないなぁ」
「頼む読書!?状況を説明してくれっ」
僕は伊藤に起こった状況を説明した
「えぇ、、、何だよそれ」
「僕に聞くな」
そうこうして居たら
操縦室に着いた
「もし、、パイロットが居なかったら」
「そんな事言うなよぉ、、、」
「怖がりだな伊藤は、、、」
「誰でもこの状況は怖いよ、、」
「まぁそれはそうか」
彼らはまだ、、、本当の怖さを知らない、、
次回
「無事墜落」
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