チャットモンチーの「染まるよ」を聴いて大号泣した26歳クソニート

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チャットモンチーの「染まるよ」を聴いて大号泣した26歳クソニート

昨日、チャットモンチーの「染まるよ」を大音量で聴いて、俺は大号泣した。ラスサビが素晴らしすぎる。歌詞も良い。タバコを吸う女の子の曲だ。なんて素晴らしい曲なんだ。


チャットモンチー聴いて大号泣してる場合じゃねえけど、他にやる事もねえ。


昨日も今日も体調が悪くて一日中ベッドで横になっている。何もできない日々が続くと、焦燥感が募ってくる。


夜になると、ただ抗うつ薬を飲み、目を閉じて、いつの間にか寝ている。


きのう、手作りの羽つきギョーザを作ったのだが、焼いてる事を忘れて焦がしてしまった。まる焦げでも美味かった。噛んだ瞬間に肉汁がたくさん出てきました。焦げなければもっと美味しかったんだろうなー


俺はギョーザを焼いてることすら、すぐ忘れる。あなたの笑顔も忘れる。


頭が上手く回らん中で、生きてる。頭は常にモヤが掛かっていて、明瞭になる事はない。


ニュースで見たけどフジロックにフー・ファイターズ出たんだな。いいなー、ワシもフーファイターズを生で見たい。個人的にめっちゃ好きなバンドである。デイブ・グロールが大好き。


デイブ・グロールがNirvanaのスメルズ・ライク・ティーン・スピリットのドラムを全力で叩いてる動画をユーチューブでしばらく前に見て、俺は少し泣いた。多分、天国のカート・コバーンまで届いてる。最高のドラマーだ。ちなみにデイブは、カードの死後、Nirvanaとしてドラムを叩くことを何十年にも渡って拒否していた。そんなデイブがカート・コバーンの歌声と共にドラムを叩いた。


多分、デイブからしたら、本当に青春だったんだと思う。Nirvanaとしての活動は。だから自分が触れたくなかったんだろう。俺がデイブの立場ならそう思う。


デイブも曲が作れるけど、カートの作る曲に意見をしたことは一度もなかった。ドラムに徹していた。


でも、セントレス・アプレンティスという曲だけはギターのリフレインをデイブが考案して、メンバー3人で作曲した。


3人全員の名義で作った曲は、俺が知る中では他に無い。


セントレス・アプレンティスはたしかに異質な感じがします。でもめっちゃいい曲なんだ。いかつい。かっこよすぎる!


俺がNirvanaで1番好きな曲はリチウムで、その次がセントレス・アプレンティスだ。


もしカートが生きてたら、どんな凄まじい進化を遂げたバンドになってたんだろうと思うけど、そんなことを想像するのは「野暮」ってもんだ。



動く気力も無かったが、シャワーを浴びた。さっぱりした。


正直もうあんまり書きたいことがない。


小説を書くのに飽きてしまった。結局フィクションは、大して俺の心を動かさない。10代の頃に比べて、あんまり面白い小説が書けない。文字数を稼ぐだけの作業になってしまう。伝えたいことがなくなったのだろう。


あんまりメシを食う気力がないけど、1日のうちに1回は食っといた方がいいと思って、今メシを炊いてる。


納豆ご飯でも食べようかな。


俺は、納豆は小粒よりも大粒のやつが好き。デカければデカい方がうまい。クッソ高級な納豆を食べてみたい。わらに包まれてるようなやつを食べたい。


外国人は納豆が嫌いなイメージがあるけど、侍ジャパンのラーズ・ヌートバーは宿舎でめっちゃうまそうに納豆を食ってた。そんな動画をユーチューブで見た。


ていうかヌートバーは日本人か。おかんが日本人、お父さんがアメリカ人。


俺はヌートバーと年齢が1個違いだ。ヌートバーと友達になりたい。俺はヌートバーのユニホームを数ヶ月前に買った。家でもカージナルスの試合はよく見てる。ガチのヌートバーファンだからな。


あんまり書く内容もないんだけど、1人で過ごしてると寂しいから、何かしらの文を書いてしまう。ただ、それだけ。


もうなんの意味も求めてない。


って書いてるうちに白米が炊けた。


ユーチューブでイチローが言ってた。「炊き立てのごはんはいいね!」と。俺もそう思う。でも猫舌だから、熱いごはんは苦手。熱いスープも苦手。


スーパーに売ってる「炊き込みご飯の素」で米を炊くと、うまいし、おかずを作らなくても食事が摂れるので、よい。


たまに実家の猫に会いたくなる。名前は「マル」だ。ちょっとデブだ。7歳だ。めっちゃかわいい。多分、猫が死んだら俺はめっちゃ泣く。でもいつか必ず死んでしまう。


ロックを聴きながら、ニュースを見てたら、花火大会の映像が流れていた。浴衣を着てる人が笑ってた。


もう花火大会なんて何年も行ってない。でもこの前、アパートのベランダから花火大会の花火が見えたから、椅子に座ってタバコを吸いながら1人で見ていた。


綺麗だった。でも、ちょっと寂しかった。


誰かと一緒に花火を見れたらもっと綺麗に感じたんだろうな。


でも、こうやってまた夏を迎えて、俺は生きてる。その事がまず偉大である。偉大っていうか、安心した。なんだかんだ死なずに生きれてるから。このままおっさんとなってゆくんでしょう。


お祭りの焼きそばとか、綿菓子とか、アユの塩焼きとか、うまかったな。ガキの頃お祭りの金魚掬いで取った金魚がめっちゃ長生きしてる。おばあちゃんの家で、まだ生きてるんじゃないかな。


お祭りなんてもう何年も行ってないや。


俺の妹は彼氏とお祭りに行ったみたいで、この前、写真が送られてきた。


「いいね!」と返信した。そしてモルカーのスタンプを送った。


近いうちに妹は結婚する。俺は婚姻届の証人を頼まれた。


俺も遠い未来で、誰かと一緒になりたい。


と思ってないわけでもない。


でも、とりあえず妹が幸せなら、それでいいかなと思ってしまう。


俺も幸せになる努力をしなきゃだめだな。


そんなことを、花火を見ながら思ったりしましたが、すぐわすれた。






おわり


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