第13話 とりあえずエタ
みなさん、今日も楽しくカクヨムやってますか? 物語は順調に書き進められていますか?
ちなみに、作者が途中で書くのをやめてしまうことを、『エタる』といいます。エターナル(永遠)に未完結になる……略してエタるです。
今回はそのへんのお話です。
実は先日、私は少し寂しい現実を知りました。カクヨムの中にも私の知らない世界が広がっているんだなぁって、改めて思いました。
カクヨムをやっていれば、自作の書籍化やコミカライズを夢見るのは当然です。そのくらいの気持ちで書く方がいいもの書けます。絶対。
なんですけど、中にはある程度書いて、読者の反応が思うように得られなかったら書くのをやめて、別の作品を書き始める。なんてことを繰り返す人もいるらしいんです。
「この程度のPVやフォロー、☆じゃあ書籍化は無理だなー。このへんでやめて、次はあれを書いてみるか」
こんな感じ?
異世界転生、VRMMO、追放ざまぁ、悪役令嬢、ダンジョン配信。いま流行りのものを完結させることなく、次から次へと手当たり次第に書いていく。そのうちなにかがバズるはず。それが書籍化、コミカライズへの早道。そういうことなのかな?
私はそれを聞いて、なんだか寂しくなりました。別に悪いというつもりはないんです。そういうスタイルってことですから。ある意味、ゴイゴイスーだなぁとも……。
でも! これを読んでくれているカクヨム初心者のあなたには、まず、ちゃんとひとつの物語を『作品』にして欲しいって思います。『作品』にするとは、最後まで書き、完結させるということです。
ひとつの物語を作りあげることもなく、中途半端を繰り返していたら、達成感や自信を得ることはできません。書籍化を狙うなら、尚のこと完結させる力がないといけません。
まずは自分の作品を愛さないとだめです。その先に書籍化やコミカライズはあって欲しいと思います。
別に流行りに囚われることもありません。まずは、書きたいものを書くんです。書ききるんです。自分の作品を愛することを忘れてはいけません。
私のデビュー作は15万文字を越えるものでした。それでもなんとかエタることなく最後まで書ききることができました。あの時の達成感は今でも忘れません。
カクヨムを始めたばかりのあなたにも、完結できた達成感を味わって欲しいんです。短編、長編、どれでも構いません。最後まで書ききって下さい。
そして、完結した後もたまに読んでみて下さい。いろんなことに気づけます。気になるところは書き直しちゃいましょう。どんどん作品はよくなっていきますし、自分の執筆レベルも上がっていきます。
物語を完結させる。
それだけで、才能あります!😉
私もあると思って頑張ろ🤭
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