第12話 えくれあ♡執筆スタイル①

 今回は、私が心掛けている執筆スタイルを紹介したいと思います。私が好きでやっているものなので、オススメするわけではありません😉


 執筆スタイルは人それぞれ。特にカクヨムは自由でいいですよね! 


 それでは、私が3年のカクヨム生活の中で手に入れた執筆スタイルを公開します! たいしたことではないので、あまり期待はしないで下さいね🤗














①余白を最大限に使う❤️


 私はある日、飛び降り自殺のシーンを書くことになりました。みなさんも飛び降り自殺のシーンは書いたことあると思うんですけど、どう書いてますか? 私はこう書いたんです。





 藤花は手っ取り早く死ぬために、気がつくと近くのマンションの階段を一段一段のぼっていた。


 13階まで登ったところで下を見た。


「高い。死ねる……」


 藤花は迷うことなく13階の踊り場から身をのりだし、頭から一気に身を投げた。


 フワッと一瞬、無重力のような感覚に襲われた直後、体が地面にどんどん吸い込まれていく!


(杏子ちゃん、今いくから……!)

















































「よいしょっと!!」


 ガシッ!


「うわぁあ!? ……ぁええっ!?」


 真っ逆さまに落ちる体が抱きかかえられる感覚と共に宙に浮いた。


 スタッ!!


 そして、着地。


「なっ、なに!? なんでぇっ!?」


 藤花は訳が分からなかった。13階から飛び降りて生きている。しかも、誰かに『お姫様だっこ』されているこの状況。





 お分かり頂けたでしょうか?


 13階から飛び降りて、空中でキャッチされるまでの数秒間を、空白を使って作ったんです。空白がないと、すぐにキャッチされる感じになっちゃって、どうなるんだろう?感も半減です。


 仮にホラー作品だったとして、ビチャ! っと、そのまま地面に打ちつけられるにしても、さっきくらいの空白はあけたいです。こうやってを作れるのは、縦スクロールの強みだと思ってます。


 他にもアイドルの女の子が、腐った神に体を乗っとられて変貌をとげるシーンでも、心臓の鼓動をさきほどの手法で間を作って表現しました。


 ドックンッ!


 ドックンッ!


 ドックンッ!


 これだと全然、迫力がないからです。どうなるのかも、少しスクロールするだけで分かってしまいます。

 





 ドックンッ!






















 ドックンッ!






















 ドックンッ!



 やっぱりこの方が、どうなっちゃうの?感が増しますね!😉


 空白、あまり使わないほうがいい説もあるみたいですけど、私はこれからも使います🤭




 

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