第4話 秘薬 PVが倍になーる

 その方法は、単純明快。


『話数を倍にすればいい』


 単純に考えると、そうなります。


 3,000文字のお話を、1,500文字づつに分かればいいって事です。


 『1話の長さ』


 これに関しては、1,500文字から2,000文字がベスト。なんて言われています。私もそう思います。


 デビューしたてのえくれあ♡は、そんなのお構いなしでした。あなたと同じです。


 1話 3,000文字? のんのん。

 

 じゃ、4,000文字? のんのん。


 マジで? 5,000文字?


 ええ。5,000から10,000文字でしたよ。デビュー作の最終話は、なんと36,000文字もありました (笑)


 なんか、当時の私、ラストにボリュームを持たせたかったみたいです。


 今のえくれあ♡はというと、1話 1,000文字でもいいかなーと思っているぐらいです。


 当時の私はキリのいいところまで書いていたんです。今? 


『続きが気になるところまで♡』


 そう決めてます。


 私は700文字を過ぎてきたあたりで『そろそろだな……』ってスイッチが入ります。


『盛り上がりや、謎を作ろう』


 そう思いながら書いていくと、だいたい1,000文字から1,500文字の間で盛り上がりがやって来ます。


 はい、そこでストップです。


「この先は? 何が起きるの?」


 それでいいんです。


 それがいいんです。


 キリのいいところに辿り着くまでに、何回の『続きが気になる』を作れるか、それが重要なんです。


 それを求めて、1話1話書いているようなものです。激しい展開でも、静かな展開でも『続きが気になる終わり方』を毎回意識しましょう。


 そうすると、自然と1話の文字数は短くなります。『気軽に読める』+『続きが気になる』は最強。


 そう思いませんか?


 10,000文字で3話より、10,000文字で6話の方が、単純にPVも倍になります。続きが気になる所で止めて、1話をコンパクトにすると、書き手も、読み手もいい事しかないです。


 長く書いちゃったけど、どうすれば分割できるの? って思っている方もいると思います。


 カクヨム始めたばかりだと、コピー&ペーストのやり方が分からないという人も多いかも知れません。私が正にそうだったんです。



 【分かりやすいコピペの方法♡】


 やってるうちに慣れてきます。


 練習しましょう♪


 例


 5,000文字で仕上げてしまったお話を開きます。


 とりあえず、下の【プレビュー】を押してみましょう。


 はい。それは読者の方が読む状態になっているんです。ルビのミスがないかをチェックしたりする時にも見る画面です。公開前には絶対にプレビューでも読み直しましょう。


 プレビュー状態で画面を長押ししてみましょう。青いスクリーンみたいのが現れます。それは指で範囲を決める事ができるものです。広げたり、狭めたり。


 プレビュー状態でやると、指定した範囲の【コピー】としかでませんので安心して下さい。


 コピーを押したら、次はワークスペースに戻って【新しいエピソードを執筆】でも押してみましょう。


 まっさらな状態の編集画面が出てきました。そしたら同じように長押ししましょう。1回で反応しなかったら、もう1回。


 今度は【ペースト】と表示されます。


 ペーストを押すと、一瞬でさっきコピーした5,000文字のお話が現れます。では、読んでみましょう。


『ここで切ったら先が気になりそう』


 ありましたか?


 じゃあ、2話の頭となる部分から最後までを、その部分を続けて【カット】で消してしまいましょう。


 はい。新たな1話の完成です。


 少し、終わり方を書き直す作業は必要かと思いますけど。そのコピーした続きの部分は、すかさず新たにペーストしておいて下さいね。


 コピー、ペースト、コピー、カット。これを繰り返しすとお話を分割して作り直せます。


 やり方はひとつではないので、慣れたらどうにでも自由にやって下さい。



 ほんと慣れれば、ぺぺっと出来るようになります。でもカットだけは慎重に。


『あっ、コピーしてないのにカットしちゃったー!』


 慌てないで下さい。✕を押せば、全部なかった事にできます。


 最悪な事態を引き起こさない為にも、まめな【保存】押しをオススメします。


 この2年『保存押し忘れ』で何回泣いた事か。なぜか保存を押すつもりが✕を押すという、信じられないアホな事まであった えくれあ♡でした。


 

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