第29話 春の曲を探す

『六重奏』は、曲がたくさん出てきます。

本筋以外の情報を作中に散りばめるの、たぶん私のスタイルなんです。『ミュゲ書房』では本をたくさん出しましたから。


改稿前は自分の好みもかなり前に出していて、たとえば冒頭のライブ場面は椎名林檎の曲で揃えていました。それを、春の曲に変えようかな~と思っています。


私の作品は読み手の性別をあまり選びませんが、『六重奏』は女性向け。さらに言えばターゲットは三十~五十歳くらいの女性。なので、そのくらいの人たちがピンとくるような曲を探さなくちゃ、と意識しています。


「春 名曲」などのキーワードで検索して多くヒットするのが、スピッツの「春の歌」なんですが、私この曲知らなかったんですよ……。そんなにサビも強烈ではないような……? 使うべきかどうか、迷い中です。


私の中では、春の歌といえば、『森山直太朗 - さくら(独唱)』かな。あと金八先生の歌。名曲ですが若い人は知らないですかね……。

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