第9話弟、泣く

あれは、僕が小学3年生の時。

学校でカンチョーが流行っていた。皆は、隙あればカンチョーしあっていた。

ある日、風呂に入るべく裸になると、弟にカンチョーされた。

とても、痛かった。

弟を殴ろうと振り返ると、弟は泣いていた。

何故だ!


弟は両人差し指にウンコを付けていた。

そう、僕は風呂に入る前にトイレに行っていたのだ。

だから、生カンチョーして人差し指にウンコが付いたのだ。

僕は、痛みを感じながらも大笑いした。

弟はしっかり手を石鹸で洗ったが爪の中にウンコが入り爪楊枝で取り除いていた。


全国のチビッコたちよ!生カンチョーは辞めなさい。

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