014

家の前まで歩いてきた時だった。急に地面が揺れた。

はっとして振り返る。

その瞬間、神社のある辺りがかっとオレンジ色に光ったかと思うと、耳をつんざくような轟音が響き渡った。熱を持った爆風と衝撃波が押し寄せ、アオネはガードレールにもたれるようにへたりこむ。

キノコ雲のように白い煙がむくむくと夜空に広がっていく。鳥居が炎に包まれているのが小さく見えた。

その日、神社が爆発した。

アオネはその光景を茫然としたまま、ただ眺めていた。


~エンド4 爆発~


プレイしていただき、ありがとうございました。エンドは全部で4つあります。4つのエンドを回収した後、特別エンドが解放されます。特別エンドは作者の近況ノートからチェックしてください。

プレイを続行する場合は、アイテム欄、実績欄はそのままで、001から再び読み始めてください。


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