応神天皇


母である神功皇后は

新羅(朝鮮半島)遠征のあいだ、出産を遅らせるために腹を冷やす石を当てていたらしい。

けれど。 


実際は向こう(半島)で授かったのでは。

つまり父親は百済の王族。

両国の繋ぎとして双方の血を引く子供が

必要だった。

国をより発展させる為に、彼の国の技術を

取り入れたい。

しかし国内には根強い反対派がいた。

夫をはじめとする人々だ。


邪魔者を一掃すべく、まずは筆頭の夫を

暗殺。その他豪族も抹殺。

そうして自身は幼い息子の摂政に着いた。

死ぬ時まで。


母の胎の中にいる時。

生まれる前から

天皇になる事が決まっていた。

母の死後、天皇になった。

母が生きている間『天皇』になれなかった。

母は偉大であった。








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