スサノオはどこから
最近、歴史について調べることにハマり、
色々読み漁っている。
図書館にある本からだけでも『知らなかった』史実がいくつもあり、さらにこれまで読んできた本の元ネタ等を見つけたり(^ ^)。
読んでいた当時を思い出して懐かしくなったり。小学生の時に読んだ本のもあった。
気ままに自分のペースで歴史の旅を楽しんでいる。
そうしているうち本には載らない空白部分をつらつらと考える様になった。
近くには話せる人が居ないのがどうにもつまらない。
という訳でここに書き出していく。
賛否どちらでも大歓迎。
思うところがある方は是非意見をお願いいたします。
スサノオを知らない人はまずいない。
スサノオは北から南下してきた人々の総称ではないかと考えている。
『南下してきた』と言っても出発地は北海道でなく。
世界一の大陸分の距離を旅しオホーツク海の波を越えてきたのだと。
歴史上ではヴァイキングと呼ばれる人々なのではないかと。
故郷はユーラシア大陸の西の端。
東の端から見れば最果ての地。
しかし歴史に姿を見せた頃は違った。
騎馬民族に押しやられた結果、落ち着いた先だった。
彼らが『押しやられて』移動しなければ、
現在ヨーロッパとまとめられる地域の歴史は
全く違うものになっただろう。
詳しく触れると話が逸れるので書かないが、西洋史で『ゲルマン人の大移動』とされるこの動きは古代の大帝国ローマの半分を滅ぼした。
ローマはあまりにも大きな国土を治めきれず、苦肉の策として分割。
それぞれ西ローマ、東ローマとなった。
『滅ぼされた』のは西。
ちなみに東はゲルマンに滅ぼされていない。
後に名前は変るが存続し続けている。
『ゲルマン』は民族全体を指す言葉で、本人たちが名乗っていたわけではないらしい。むしろ部族としての結束を重要視していたので、ローマの西半分が消えた後に成立したゲルマン民族の国は部族名=国名。
国の消滅は部族の消滅という訳だ。
その興亡史は歴史上重要なストーリーだが
省く。調べるのは面白いが人にわかりやすく説明するとなるとまた別。
精魂尽き果ててしまうので、詳しい所は興味があったら是非。
無関係ではないが本題ではないので。
ゲルマン人と呼ばれる人々の一部、
海に乗り出し掠奪をする人々がヴァイキングと後世まとめられる。
まとめられた人々は北部の出身が主。
掠奪は彼らにとって商売。日々の生きる糧を得ることが目的。
なぜなら地中海に面している土地は肥えていたが、北部は違う。
ヨーロッパはほぼ全域が北海道より北だ。
冬の長さ寒さは当然、日本の比ではない。土地柄、農業だけでは限界があった。
さらに上記した部族間同士の対立。
勢力を拡大していく部族。衰える部族。
農地を耕して得られる収穫は微々たるもの。さらには肥えた土地の取り合い奪い合い‥‥。
そんななかで戻らない覚悟の船出をした人々がいただろう。争いを嫌って捨てたか、未知への挑戦かはわからないが。
そうしてたどり着いた大陸の果ての海に浮かぶ国は、彼らの目にどう映っただろうか。
海沿いに進んできたのは間違いない。
東西どちらからだとしても大陸を横目に進めばベーリング海を経てオホーツク海に至る。
(この道は南下を選んだ場合。南下せずに進むなら一周して出発地に戻ることになる。もしかして世界一周を成し遂げた人がいたかも?)
あえて『南下する』理由は白鳥。
越冬の為に渡をする彼らは冬が始まる頃に
飛び立っていく。
『行先には彼らの生存に適した土地がある』
=行先の環境条件が推察できる。
より良い環境を求めるなら、冬が穏やかである方が良いだろう。渡りは『冬を凌ぐ』為にする。鳥の行先を目指した人々は北海道にたどり着いた。そして陸に沿って南下。
(陸に沿うのは水の確保が必要だから)
北海道から南下するなら津軽海峡で
航路(みち)がわかれる。
太平洋側は海流にのれば、関東までは楽(実際はわかりかねるが)にこられそう。
しかしそこから先に向かうのは大変そう。
北上する海流があるので。
と考えると、関東圏でスサノオ信仰が盛んだったのは、彼らの影響が大きかったからでは?
彼らが上陸し基地を構えた場所の一つが
とある神社の所在地だったのではないか。
当然日本海方面に進んだグループもいただろう。現地の女性を妻にして定住した人もいただろう。
日本に無かった技術を持っていた彼らは支配者層にも影響を与えた。
あるいは『娘を妻に』と差し出したかも。
神話で有名な怪物退治の話はこの辺が元ネタになっていたり?
『退治した』実績があれば『娘の婿に』迎える理由ができる。
日本神話には多くの神が登場し、現代の信仰に影響を及ぼしている。
日本神話のなかに北欧の神がいるかも?
もちろん証明はできない。
しかし現在に伝わる『謎の神』たちのルーツは遠い北の大地にあったかも。
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