欠史八代

『第2代綏靖天皇から第9代開化天皇までの8代の天皇を指す。初期の天皇の系譜は、その多くが後世の創作によるものと見られ、欠史八代の天皇が実在した可能性は学術的にはほぼ無いとされる』


崇神天皇は『可能性あり』という事らしいが

果たして『天皇』の称号に相応しい立場であったか。

役職に就いていても、見合う実力を持たない人間などいくらでもいる。

『なんでこんなのが?』首を傾げるくらいならまだいい方だ。人間社会の不思議。


崇神の性格は

神に対しては『敬虔』『従順』

人間(特に異教徒)には

『冷酷』『尊大』

総じて傲慢。


異教徒の表現は、これまでならキリスト教徒の弾圧を指す言葉だった。

が、改めて日本書紀に目を通していて自然に浮かんできた。

『土蜘蛛』『隼人』『熊襲』『蝦夷』

以前から知ってはいた。

しかし天皇との対立には『教化』が大きな意味をもっていた。それは知らなかった。


『教化』

社会集団を維持・強化することを目指し、既存の価値や行動様式の内面化をはかる


人を教え、よい影響を与えて善に導くこと


他者に己と同じ信仰や思考を求めるのは

いかがなものか。

ましてや同じにならないなら皆殺しなど。


神に対しては低姿勢であること鑑みると

根は臆病で小心なのかと推測。

違ったとしても器が大きいとは絶対いえない

人物像が浮かび上がる。

歴史に名を残す最初の?天皇がこんなんでいいのかな。

いいのかこんなんで?

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