2011.6.5~10.27

藤宮史(ふじみや ふひと)

平成23年6月5日(日)曇天、気温摂氏21度。

 体調不良の継続が八日目に入っている。五月二十七日に、歯科医に行って治療を受けるために呑んだ薬からからだの具合がわるくなっているような気がしている。私がんだ薬は、持続性鼻炎薬のエスタック ニスキャップLで、これを呑まないと口を開けつづけて治療する歯科は無理で、毎回歯科医(※1)に行くときは欠かさず呑んでから行っていた。・・・歯科医には、今回治療の歯の分は五月六日からかかり、二十七日は、週に一回づつのペースで4回目で歯冠(義歯)の入る日であった。実は、二十七日以後のママ的な体調不良にはそれ以前から徴候があって、まず五月六日以降、十三日以降、二十日以降であり、とくに十三日のときは歯科医から帰ってきてすぐに咽喉のどにガラガラする違和感をおぼえ、ほどなくして風邪をひいてしまった。私は風邪をひいてしまったから多少の体調不良はあたりまえと思っていたが、不良の状態はだんだん尋常じんじょうではないものになってきて、しまいには両肺が苦しい呼吸困難の状態になってしまった。これは、ただちに医者にかからねば落命しかねないと思ったが、呼吸が苦しいのが先にきて病院に行く段でもなかった。それに肺が苦しい肺炎とかであれば、咳が出て、熱が出るはずで、しかし、せきもなく熱もないので、肺炎でなければ落命もないのではと思っていた。結局、毎日苦しみながらも八日間もってしまっている。いや、四日の土曜日の午前中に近くに在る前田病院(※2)に行ったが、あいにく土曜日の診療は全科廃止になっていて、すごすご帰ってきた次第であった。(前田病院は、外科、皮フ科も廃止であった)・・・いまの、私の体調不良はとうと、右肺が若干じゃっかん息苦しいだけで最悪であった頃にくらべると10分の1位と云うところである。


※1 三宅歯科、阿佐ヶ谷北の旧杉並通り沿いに在る歯科医。

※2 杉並区の日大二高通り沿いにある病院。

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