兎は雪に隠れる
モきゅ太郎
プローログ
「すまないね...。僕では守り...いや、君たちの目的は僕自身か...。」
流れる血
霞む視界
溶ける雪
「“聖域”は渡さ...ないよ。もし仮に、僕が使っていれば君程度の...雑魚に負けるはずがないん...だよ...。」
「負け惜しみか...。それも...それで...いいかもね...。」
流れた血
白い視界
溶けた雪
この日、降り続けるはずだった雪は唐突に止んだ。
均衡が崩れ、世界は再度混乱する。
------------------------
「大戦が終わったのにこれかよ...。あの野郎、こうなることを理解して...。」
少女は、教会のステンドグラスを眺めながら呟く。
「まあ、流石に猶予はあるみたいだな。」
雪が止んだことにより、世界は一時の猶予を得ていた。
しかしながら、一人の少年が一人の少女と出会うことで終わりを告げ、世界は混沌へ向かう。
<><><><><><>
インフルエンザに感染し、何故か肺炎になり、死にかけた(入院してた)ものです。やっと、退院したので書くの再開しました。入院中に自分の書いたものを暇だったので読んでたんですけど、あれは前日譚にするには長すぎますね。この話の前日譚にしようかなって思ってたんですけどね、やはり、僕の悪い癖で設定だけは死ぬほど思いつくのに頭と手が追いつかず展開が早いことになり過ぎる...。てか、飛ばしてましたね。まあ、あっちの作品も読んだら楽しめる?(保証はできないです)ようには書いていこうと思います。時系列的にはしっかり繋がっています。
それでは、体調が万全とはいえませんがどうぞよろしくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます