第5話

私は過度に貴方達の味方をすることはできないのです。世界の均衡のために。


そんな・・・皆死んじゃう。


ごめんなさい、ゴン。


こうなったら行くしかない。


せめて、これだけなら



オールディーズ、オブ、ザ・ゲーム

大きな看板に文字が描かれるこの場所の名


まぁ、やってみなきゃ分かんないよね。

この、ゲームをクリアできた者は何でも願いが叶うと呼ばれている。しかし、クリア者はゼロ。無謀な賭けだった。


チャレンジャー、ゴン! どうぞ中に

管理者がこの場所を守り繋いだいる。

その名は継ぐもの女神!


うわ!

中には宝石が埋め込まれた大理石の壁や女神、神話の中の者と思わしき壁画が書かれている。規格外だ。


管理者と、小さきオートマ戦士達が呪文と共に門を開く。

領域主たる我が命じる、運命の扉よ開きたもう。インペルダム!


貴方は一体!

俺は何者でもないさ。ただの通りすがり助けを聞える声に従いここに来た。名をそうだな

キーザクロックとでも言おうか。伊織音が夢を通して救いに来た姿。


物凄い、速さでゲームを進める。

ロードオブザエルメントス!


運命とは分からないものね。


クリア・・・

うそ・・・

ほらよ、欲しかったんだろ俺はいいや欲しいのないし。


クリアの権利をゴンに移りました。

どうぞゴン・・・


皆を救って・・・


ゴン、それは無理だ。


何で、何でも叶うんじゃないの。


そうじゃの、ここじゃないゲームだったらその願いももしかするとかのうかもしれないが、ここのは無理だ。

まぁ、せめてでも叶えるか、

継ぐもの女神の力を拡大する。

そのもの等に託すのじゃ。


オールディーズ・オブザ・エンド




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

継ぐもの女神真 秋風のシャー @akikazenosyah

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る