魔法がなくても作っちゃいます。~VRMMOに来ちゃった!?~

@haruhito_haruru

第1話 え...楽しい!?

朝日が私を照らす。

そこから始まる私の一日。

「おかーさん。行ってきまーす」

「いってらっしゃーい舞ちゃん」

お母さんの、優しい声が轟く

中学生になる嬉しさでワクワクして、いつも通るこの道も新鮮な感じがした。

「着いたー!ってここ小学校だったー」

ワクワクしすぎて小学校と中学校を間違えていた。

中学校と小学校を通り過ぎたもうちょっと先にある。

中学校の校舎の時計に9:10と表示されているので15分くらいで着いていたようだ。

入学式は、校長が長々と話し続け

「え~、桜ヶ丘中学校の始まりは、え~、」って感じで話しの内容の半分が「え~」なくらいだった。

学校の歴史。校長の偉大さ

など永遠に言い続けそうだから、

音楽?の先生が止めていた。

「では皆さん教室に戻り自己紹介をしましょう。」

と、言われたので私達はしぶしぶと教室に戻った

そこから私は寝てたらしく

自己紹介の番が私に迫っていた


           ◇◇


「赤い髪に金色の瞳の子ー?」

私だ。自己紹介しなくちゃ

「私は、水木 舞、特技はゲーム。よろしくね。」

と、可愛いポーズでピースをしてみた。

すると、クラスの男子が「おぉ」

と声を出している

とにかくその時は楽しくて問題はその次の時間だった


           ◇◇


 「キーンコーンカーンコーン」

と、嫌いな音が教室に響く

(あ~いやだ。)

「皆さん。一時間目は国語です」

えぇ。いやだな。


           ◇◇


 1時間目と2時間目が終わって、中休み15分が始まった

「舞さん?ちょっといいかしら?」

金色の髪型をしたかわいらしい少女が

話しかけて、ちょっと恥ずかしそうにしている

彼女の名前は、青彗星

自己紹介で聞いた名前だ。

「唐突でごめんなさい。VRMMOやってる?

特技がゲームって言ってたからもしかしたらやってるかな~?って!」

「VRMMO?聞いたことはあるね。」

VRMMOか....楽しそうだな。

どういうジャンルなんだろう。

mmoだから人多いなのかな?

「でもVRゴーグル持ってないし、いいかな...」

「それなら~!私のおさがりの

VRゴーグルあげる!」

「いいの?そーゆーのってめちゃくちゃ高いよね?」

確か、8万円ぐらした気が...

「全然だいじょーぶ。これ安いやつだから」

えぇ。安い..?うそでしょ...

「あ、ありがと。」

その日は、とてもうれしくて。夜はグッスリ眠れた



              






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