第3話

過去編

小学生頃、春はとても怒られた。

理由は間違えてゲーム機を持って来たことだった。


春「なんで、みんなして、みんなして」


優「あ、こんな所に居たんだ」


春「何!!アンタ!!私を馬鹿にしに来たの?」


優「違う、違う!先生も含めて酷いなって思って」


春「・・・味方してくれるの?」


優「うん、俺も先生嫌いだし、それに仕方ないじゃん間違えたんだから」


春「そうよ!!わざとじゃないもん!!」


優「そうだ!!そうだ!!つかそもそもさ」


春「何?」


優「先生がゲームの楽しさを分からない方が悪い」


春「いえてる!!」


優「それに、学校でゲームダメなのも分からない」


春「それは、ゲームしかしなくなるから」


優「それが何が悪い!!」


春「でも勉強もあるし」


優「なら、おかしいよね」


春「なんで?」


優「なんでって、春が頭がいいからだよ。」


春「・・・っ」


優「やっぱり、先生は嫌いだからゲームをやらせたくないだけなんだよ。」


春「でも、友達と遊ぶとかも」


優「別にゲームも遊びじゃん」


春「確かに」


そして、俺たちはむしろゲームを隠れて持ってくるようになった。

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