8月12日 地球温暖化

 暑い。とにかく暑い。地球温暖化がどうのと言っている場合ではない。

 あんまり暑くて湖池屋ストロング鬼コンソメを一袋食べてしまった。汗をいっぱいかいたから、塩分補給のため? 一袋は食べ過ぎかも。マンガ読みながら食べきっちゃった。


 あれだよね。

 物事は点ではなくつながっているっていう。


 最近、山火事のニュースを聞く。そして、年々、平均気温が上がってるらしい。物が燃え始める直前って感じなんだろうか? 自然発火というか。

 人類の滅亡は、核爆弾とかではなく、地球温暖化なのかもしれない?


 緑の大地に少しずつ火がつく。草木が燃えていく。少しずつ少しずつ。水をかけて消火もするんだけど、消しても気温が高いからまた火がつく。物質には燃える温度というものがある。平均温度が上がっていき、いつか消火ができなくなる日が来たら、人間は地球に住めなくなるんじゃないのか?


 陸地がガンガン燃えていたら、有機生命は生きられない。燃えちゃう。そうならないためには、海に逃げればいいのか? でも、気温が上がっているから、海水も蒸発する。水は100℃で気体になる。温度が上がって行けば、水も緑もなくなって、有機生命は滅んじゃうよね。


 耐熱服を着こめば何年かはいけそう? 高熱でも燃えない素材というと金属とかになって、重くて歩けないとか。セラミックスならいいのかな? 焼き物だし。それで耐熱服を作る。

 それで耐熱の建物の中に住むとか。でも、何かのトラブルで発電ができなくなったりしたら、クーラーが動かなくなって熱で死んじゃうとかありそう。

 ガスを燃やしたりしなくても、遠くにある太陽の熱でじわじわと熱せられる。さすが天然の核融合炉。遠く離れていても明るいし熱い。せっかく距離もちょうど良くて有機生命が生きるのに適した環境になっていたのにね。


 水族館で金属の貝とか展示してあったから、それが地球に残る生命体になったり? 人間が滅んだら次は昆虫かな? と思ってたけど、高熱だと昆虫も無理なんじゃないか?


 地球がダメになったら、異世界転生かなあ? とも思うけど、そもそも命が生きられる温度の場所って少ない気がする。その場合、何に生まれ変わるんだろう?


 という気持ちになるくらい、暑い日だった。

 クーラーつけっぱなし。


 ちなみに地球温暖化とオゾンホールは違う。

 地球温暖化は空気中に二酸化炭素とかを出して、入ってくる太陽光の熱を外(宇宙空間)に出せなくなるやつ。地球を毛布で包む感じと表現される。熱は入ってくるけど、出さない。あったかくなる。


 オゾンホールは地球を守ってくれているオゾンの層をフロンガスとかが壊してしまって、オゾンに穴ができてしまうこと。オゾンホールができると、本来入ってこないはずの放射線が地上に降ってきてしまう。

 何億年も昔から植物がコツコツと作ってくれたオゾン層だったんだけど、人間は数十年ででっかい穴を作ったらしい。オゾンは酸素がみっつあるヤツ。


 海にいた藻とかが酸素を放出してオゾン層ができて、生命は海から陸に出てこられた。オゾン層がなくなったら、海に戻らないといけない。


 もしも異世界転生ができたのなら、次は環境を壊さないようにしないと。

 暑い夏の日。ちょっとだけそんなことを考えた。


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