学園反逆ブラッククロウ 外伝 銀翼の怪盗

ハガネ

怪盗覚醒編

第1話 世界欺く揺るぎない正義

俺、白川氷河と妖怪、雪女である白山里雪羽の2人は俺の持つ神妖である大天狗の創生の力となまはげの創造の力で生み出したアルセーヌコレクション ビリーザキッドの管理運営の為に鳥取の由良の美術館に訪れていた、もちろんボディーガードも連れて、そしてガラスケースの中には白色の持ち手の銀色のリボルバー式の銃が展示されていた、そうこれこそがアルセーヌコレクション ビリーザキッドだ、雪羽は俺に「あの力、使いこなせる人は現れるの?」と問いかけた、俺は「もう適合者の目星はつけてる、世界を欺く揺るぎない正義を持つ者だ」とそして美術館の中でマジックを披露している1人の高校生の青年に俺は目をつけ話しかけた「俺は白川氷河、あのビリーザキッドを生み出した男だ」とすると彼は手を出し何もないところから花束を出し「あなたですか、あの銃、私は惹かれていましてね、私の名は烏丸快斗、以後、お見知りおきを」と言い歩いていった、そしてあの瞬間、俺は手品とは言え綺麗に欺かれていたそしてそれは彼の自慢のポーカーフェイスにだが次の瞬間、人々は悲鳴をあげた、アルセーヌコレクションを狙って鬼武者が美術館を奇襲したのだ、俺は雪羽に「いくぞ!」と言い雪羽も「やはりって感じね」と言い駆け出すと雪羽を青色の光が包み黒歴史の遺産である月の書の力で変身を遂げ、俺も白い巨大な鷹と鬼の仮面を召喚し攻撃と防御を行いながら精霊変身を遂げ戦闘に入った、雪羽は氷の日本刀を巧みに使いながら火花とともに鬼武者を蹴散らして本命の大将の鬼武者に事象を書き換えながら迫り氷の日本刀に青色の光を纏わせ斬りかかった、その瞬間、鬼武者は赤色の光を纏わせたキックで火花とともに雪羽を吹き飛ばし階段を破壊し土煙とともに雪羽は倒れこれんだ、明らかにこれまでの妖怪とはこの鬼武者は明らかに格が違う、鬼武者が赤色の光を纏わせ雪羽に斬りかかったその瞬間、トランプカードが宙を舞い快斗が雪羽を助けた雪羽は快斗に「あなたは」と言った、快斗は「怪我はありませんか、雪女のお嬢さん」と俺は快斗に「お前ならビリーザキッドを使いこなせる!世界欺く揺るぎない正義を持つお前なら!」と快斗は胸に手を当て心臓の音を確かめアルセーヌコレクション ビリーザキッドの展示されているガラスケースに向け一直線に走り出した立ち上がった雪羽は氷の弓矢を作り青色の光を纏わせ「世話がかかるわね!」と言い氷の弓矢を放ち事象を書き換え快斗をビリーザキッドの展示されたガラスケースに転移させそして氷の弓矢でガラスケースを射抜きビリーザキッドが宙を舞った、宙を舞ったビリーザキッドを見ながら快斗は「世界欺く揺るぎない正義か、実に面白い!」と飛び上がりそしてビリーザキッドを手にしそして美術館の中を白い鷲の羽根が舞った、そして快斗は白いシルクハットに白銀のマント、怪盗衣装にその身を包み正真正銘の怪盗へと変身を遂げた、快斗は階段の上に立ち「俺、俺は世界欺く揺るぎない正義を信念に持つ怪盗さ!」と言った、そして白銀のマントを翻し「レディースエンドジェントルメン!貴殿が披露する手品の数々!これからご覧ください!」と言った、鬼武者の一体が放った赤色の光を纏わせた弓矢を快斗は鏡を使ったトリックで欺くとすかさず鬼武者の懐に飛び込み、そしてビリーザキッドの引き金を引き火花とともに青色の光の弾丸を撃ち込み爆発させ倒した、雪羽は氷の日本刀で鬼武者に青色の光を纏わせ火花とともに剣戟をくらわせつつガラス越しに月が出ていることを確認した、もちろん快斗は事前にそのことを確認済みだ、そしてビリーザキッドの2発目を装填すると地面をスライディングで雪羽が鍔迫り合いしているうちに滑り込みそしてビリーザキッドの2発目となる青色の光の弾丸で鬼武者を撃ち抜いた、そして美術館の中の庭園に鬼武者は吹っ飛ばされた、そして俺は鬼武者にむかって飛び上がり青色の光を纏わせたパンチを火花とともに撃ち込みさらに庭園の花壇のコンクリートに土煙をあげながら吹っ飛ばした、そしてこの時すでに鬼武者は月を認識しておらず快斗に欺かれている、そして俺は必殺技を構えをとりそして地面を蹴り上げ青色の光を纏わせてジャンプキックをくらわせた鬼武者は防御していたが月が出ていることに気づいた時にはもう遅かった、俺は全身を青白く輝かせながらジャンプキックで鬼武者を貫き鬼武者は青白い火花を飛び散らせながら爆発した、これでようやくこの一件はとりあえずはかたがついた、快斗は俺に「この銃、盗んじまってよかったのか?」と問いかけた、俺は「ああ、別に構わないよ、それは盗まれてこそ真の力を発揮できるだからこそビリーザキッドって名付けた」と言った、警察が駆けつけた雪羽は快斗に「行きなよ!後始末は私達がするから」と快斗は嬉しそうに笑みを浮かべ「感謝致します、ではまたお会いしましょう」と言って駆け出しジャンプし飛び上がると光の白銀の翼をはためかせ去っていた、そしてこの運命的な出会いが俺と雪羽、漆黒の銀翼のメンバー達の運命を変えていくそして彼は世間を騒がせる銀翼の怪盗として名を馳せていくことになる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る