僕がいた証
夜桜夕凪
夏風邪1話
お姉ちゃんが夏風邪をひいた。さっき耳鼻科行って来てそう言われたらしい。シノのせいだ。お姉ちゃんが体調崩す前、シノが夏風邪だったから。お姉ちゃんは「しのりんは悪くないよ、この暑さのせいだから」って言ってたけど、いくら扇風機で喉が乾燥してたってウイルスとの接点は考えられない。家族で唯一、帰宅後に毎回手を洗うお姉ちゃんだよ?滅多なことでは此処まで体調は崩さない。雨に打たれて七度出しても翌日にはケロッとしてるのがお姉ちゃんなのに。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます