夏の果

 しどけなき白雲しらくも見上ぐ夏のはて

【季語】夏の果(初秋)


 このところ作句をサボっていたので、中七の文法が合っているか、ちと不安です。立秋を迎えても、現代の暦の感覚ではまだまだ夏ですよね。ですが、入道雲に代表される夏雲の勢いも、心持ち、和らいできたかなあ……なんていう発想から、生まれた句です。「しどけなし」は、本来は「だらしない」などあまりいい意味では使われませんが、勢いを失っていく様子を表現する言葉として使うならば、面白いかな?と。


 noteとは別に、ここ1年ほど「カクヨム」でも活動していますが、元々は、「小説を縦書きで読みたい」という不純な動機からカクヨムに参加しました。ですが、少し前に「第1回短歌・俳句コンテスト」が開催されたこともあり、それをきっかけに、カクヨムでも少しずつ俳句を詠んでいこうかなあ……なんて、考えています。

→調子に乗って、「気まぐれで詠んでいくかも」と書いてしまったことですし。

多作するタイプではないので、多分noteと同じ句になるのでしょうけれどね(笑)。


 作句の場を変えてみると、noteとはまた違うタイプの作品に出会えるのが、楽しいです。

(一部、noteの投稿より改稿)


©k.maru027.2023

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