第4話
次の日の朝
優は本日は学校なので、外に出て来た。
春「優、良かったよ。もう会えないんじゃないかと思って」
優「春お姉ちゃん、」
夏「何?ユーウが部屋から出て来たって」
夏が走ってこっちにやって来る。
秋「優くん、おはようございます。私も凄く安心しました」
秋お姉ちゃんが眠そうに、こっちにやって来る。
冬お姉ちゃんはあいかわず無言。
俺のことを心配している以外はいつもの光景。
だけど、俺の姉達の好感度はガタ落ちしている。
春「優、その昨日はごめんね。あれ、本心じゃないの」
きっと、そうやって嘘と笑顔を振り向いて来たのだろう。
優「そうだね。」
まぁ春お姉ちゃんが言ってることも間違いではないと思う、半分本当で半分嘘
その嘘が強いんだけど
夏「私も、普段から優に感謝しているしね。本当にごめんね」
優「ありがとう」
それも嘘ではないだろう。でも昔みたいに夏お姉ちゃん俺が嫌いに思ってる所がまだあると俺は昨日感じてしまった。
秋「私も本当にごめんなさい。昨日は酒にやられて、私も自我が保てなくて」
そんなにくらいなら飲むなよ。
まだ20歳だぞ。大丈夫なのか、
優「いいよ。酒の所為だし仕方ない」
秋「ごめんね、これからは飲む量減らすから」
飲まないとは言わないのなぁ。
そして、冬お姉ちゃんはダンマリと
優「俺ご飯作って来るから」
春「優、昨日あんなこと言ったのに。ありがとうね」
夏「本当は優のご飯大好きだから」
秋「私も、早く食べたいです。」
もう、トマト系は作らない。あと何が好きか嫌いか分からないから、これからは簡単で王道なのにしよう。
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