第3話
魔王軍の襲撃からしばらく経ち、オレ達は最初の目的地である街に到着した。
この街は人間だけでなく様々な種族が入り交じっている。
オレ達は街の酒場に入り、情報収集する事にした。
幸い、酒代は全て王の財布から出るので安心だ。
さて、どんな話が聞けるかな?
店員の話によると、最近この辺りでは人攫いが横行しているという。
しかも、若い女性ばかりを狙っているらしい。
話を聞いた後、オレ達は宿で一泊してから次の町に向かう事にした。
翌朝、オレ達は早速人攫いの情報を集めようと街に出た。
……が、早速ゴンスケが町人を食らっていやがる。
お、抑えろオレ…見て見ぬふりをするんだ…殺したら死罪だからな…。
しばらく経って町人を食らって落ち着いたゴンスケを抑えた後、改めて情報集めを再開した。
すると、今度はマリーが男達に絡まれていた。
彼女の容姿なら無理もない。
オレは急いで助けに向かった。……が、時すでに遅し。
既に彼女は3人の男達に襲われそうになっていた。
そこへ颯爽と突撃するゴンスケ。
男達はナイフで反撃しようとするが、ヒグマの豪毛をナイフ程度で貫通できる筈もなく、次々と八つ裂きにされていった。
……結局、ゴンスケを止める事は出来ず、人攫い一味は全滅した。
その後、オレ達はゴンスケに食い散らかされた人攫い一味の死体を回収して回った。
もちろん、死体処理のためだ。
……決して証拠隠滅とかじゃないぞ。
さあ、次なる目的地へ向かおう!
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