番外編 『?者?レ?』



騎士爵の長男として生まれた俺。アレンは勇者として覚醒する。そして俺はなんとこの世界の住人ではない別の世界の地球という星の住人でいわゆる転生者と言うやつだ。


10歳の精錬式に、勇者の紋章が手に宿った時に、記憶が流れ込んでくる。


俺はしがないニートで、イケメンとは程遠くなさけない底辺に存在するような、何も出来ない冴えない男だった。


夢は、現代社会から抜け出して勇者のような圧倒的強さを手に入れて、自由気ままに女や遊び呆けること。


そしてそれは今この瞬間に、叶ったようなそんな気すらする出来事が俺に起きた。

そして全てにおいて俺は圧倒的ポテンシャルを秘めていた。


剣を取れば、剣豪の域で、魔法も聖属性から4代属性である炎、水、風、光の4種類持っていた。そして何よりも俺の完璧な姿、記憶の中の幼少期は、普通のどこにでも居そうな茶髪に薄い水色で、本当に普通の少年だったが、勇者の力が宿ってからは、金髪碧眼のイケメンへとなっていた。


何に対しても好奇心旺盛な俺は記憶前世が戻った時に俺は思った。


皆の前では、勇者としてそして求められることがあるなら、そいつを抱いてやろうと思った。

だが今はそんな年齢では無いから、15歳の成人を迎えたら思いっきり遊んでやろうと、俺は密かに思う。


そして、その5年間は、剣や魔法を学びどんどん俺は成長して言った。


父親には、こんな立派になってと言われ、母親からも、こんなに凄い子が生まれて私は嬉しい等と俺を抱きしめてくれる。


そんな中で俺は、完全に裏と表の顔を分けられるようになっていた。


それからはもうなんとでもなるような事が、日常になった。町を歩けば女性から声を掛けられる、皆が俺を見て顔を赤くし求める様に見つめる。


そう見られる俺は、気持ちが良かった。ありとあらゆる事を、望めばなんでも手に入るし、もしかしたら一国の王にも慣れるかもしれない。

それに、この世界での人口の殆どが8割近く美男美女と来ている。


RPGでいう村娘もかなり整った顔をしているから俺にとってはハーレムのような環境だ。

そして何よりもこの世界での勇者や聖女は伝説の存在と言ってもいいが何百年に1度という訳ではなく、数十年に1度くらいのペースで生まれるそうなので、他にも勇者という存在は他国を合わせると数十人程いるらしい。


だけど、今回の俺に関しては例を見ない強さだという。魔法属性は4種類も備わっているし、なんならその他の勇者は、魔法属性が2つあるかないかだと記録されているようだ。


そんな能力も最強な俺は、彼女なんて選び放題でよりどりみどりな状況だけど、この街には、俺の好みになるような存在は、幼なじみであるこの騎士領の中にある村の村長の娘でエルアという、同い年の美少女位なものだ。


俺はよくある負けヒロインのような幼なじみを捨てたりなどしない。なんてったってこの村1番とも言える美少女で、誰からも好かれ幼少期からの付き合いだ。


そんなエルアに俺は旅立つ前に、1度だけ言わなくてはならないことを伝えようと、思い、エルアを俺の部屋に呼ぶ。


「俺はこれから、王都にいってこの近辺にいる魔王を討伐しに行かないといけない。だから俺の気持ちを聞いてくれないか?エルア」


「うん、アレンの言葉私も聞きたい。」


そう言うエルアに俺は―――


「お前のことが好きだ、魔王討伐が叶ったら俺と結婚して欲しい。」


「うん!私あなたにふさわしい女になるから、無事に帰ってきてね。」


そう言って俺とエルアは、唇を重ねて初めての行為に勤しんだ。俺は求めるようにエルアの体を貪る。そんな中でエルアも、求めるように、俺の名前を呼びながら、気持ちを伝えてくる。


初めてとは思えないほどに、乱れに乱れ俺の欲望はこの時に確定した。俺好みの幼気な少女や美少女を俺のハーレムに加えて行こうと思う。


そしていずれは、俺が王になるのも悪くないと俺は考える。ひとしきり求め合った俺たちは、次の日になって旅立ちを街の人達が見送りをするなかで、俺はエルアを抱きしめてキスをし、その周りの男共は、悔しがり女の子達は『きゃぁぁ!!』と黄色い歓声をする。


俺が旅立つ前には、もちろん事前に両親達とも話して了承は貰っているし、何よりも俺が見せびらかしたかっただけなので、まぁ男共すまんな、俺に楯突くやつなんて早々にいないから、いい気分で旅立ちができる。


そして俺は馬車に乗って、勇者の認定をこの国の王からして貰うべく俺の住む街から出ていくのだった。




◆◇◆◇◆




俺は馬車を走らせること3日で、やっと王都につく。


その道中で、町や村によりVIP待遇で、宿に泊まったりしながら快適に過ごしていた。

その行き着く町や村で、可愛い子が居ないか探しては、皆から求められるような視線を浴びながら俺は過ごしていた。


本当に求められる事があった時は、俺は遊び程度で付き合い交合う。勿論避妊具は使ったリしているので、万が一はない。


そんな夢のようなひと時を過ごしながらの生活は、前の人生前世では味わえない物だったから、俺は求めずにはいられなくなって言った。


そして俺は王都の王城について勇者認定を行い服装もそれに因んだものを用意され、王の前に立って、教えられた作法をして簡単に終わらせる。


そして終わってから、この国の王から、旅立ちに必要な物などを受け取る。


そしてそれが終わった時に、別室であるお供を連れていくように言いつけられる。

それは、この国の新たな聖女として認定されたオリビエというまさに女神のような整った容姿の女性と出会うのだった。




◆◇◆◇◆◇◆


〈あとがき〉


過去の勇者くんの話を綴って書いています。

まだゲスさはないですが、今後の展開からとんでもない事が判明して、来るので番外編を期待しててください(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧


次回の9話ですが、9月の1日程に投稿?更新?できるように頑張るので待っててください。

(遅れたらすみませんm(_ _)m)


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