第14話
side???
暗闇の中テーブルに椅子が並べられている中に、1人佇む者がいた。
『我ガ主に報告デス。』
「うむ、聞かせよ...」
『はっ!迷いノ森にテ魔狼フェンリルガ先代魔王様ノ結界を破リ姿をクラましタとのコトでス。イカが致しマしょウ?』
そう球体から報告する
「わかった、ご苦労」
『ははっ!デハ質問しマス!!』
そう言って水晶から映像が消える。
我は静かにしていると、右から4番目にテーブルに足を置いて座っている悪魔が囁く。
「へぇ〜面白い事になってるねぇ〜♡」
「慎めアル!陛下の御前だぞ!!」
「いや、構わんお前達の意見も聞きたい故な」
「さすがボスわかってるぅ〜♡」
そう告げる、緑の長い髪を靡かせながらおチャラけたようにいうアルという存在に、それを止めようとする赤髪の緩わしい女
「ふわぁ〜ゆるさいんだけどぉ〜?」
「そうだ!そうだ!いい夢見れそうだったのにぃ!!」
そう告げる反対側にいる水色の髪の双子の少年のような存在
「・・・・・・・」
「君たちもとりあえず静かにした前よ。ほら?シィだって大人しいだろ?」
「いやそれは....いや何も言うまい」
無言で行儀よく座る全てが真っ白な姿の女の子と金色の髪をした、如何にも胡散臭いスーツ姿の存在、
そんな集まる皆がテーブルを囲むように各々座っていた。
「皆が落ち着かない事は、理解している。だがわざわざこうして
そう呟いて少し、ため息を吐く。
「王よ、一つ報告をよろしいでしょうか?」
「ああ、デルタ公話してくれるか」
「はい、私と繋がっているもの達からの情報ですが、どうやら使い魔にした人間が捕まって、ローダーなる人間の町を、落とす事に失敗したとの事です。」
「ふむ、それとこの出来事の繋がりはなんだ?関係ないものなら――」
そう告げると
「そう言われると思い、これを見て貰えますか?」
そう出されたのは、映像石そこに映る人間を見た瞬間、玉座と同じような形の椅子に座る存在はニヤリと笑う。
「やはり、予言通りに現れたか『混沌の魔女』!!」
そう言って、六公はガタッ!!と飛び跳ねて動揺したように皆目を見開く。
「我には分かる感じるあの魔力の底が見えない存在間違いない。
初代魔王の伝承はまやかしでななかった。
だがまだ幼いだが、それを考えてみても恐らくこの者だが、フェンリルを倒したかもしくは、仲間に率いれたかだな...実に面白い!!」
そう言って、笑う邪悪なる存在
それは
それを見ている六公は、皆少しだけ主である存在が喜んでいるのを喜ぶ者とそう出ないもので別れたように、見やる。
これは世界に絶望を振り撒く存在達の新たな作戦を練る一室の出来事。
◆◇◆◇◆◇◆
sideオリビエ
あの犬っころがエレイルのペットになり、私はイライラとムラムラが同じくらいになる出来事が、起きていた。
迷いの森から移動する時は、抱きしめていた行為が、あの犬っころのせいで阻まれ、寝る時でも抱きついて寝ていたのが、あの犬っころを抱きしめて私は背中を抱きしめるだけ、前までは顔を見ながら寝ることが出来たのに、最初の頃と同じになっている。
これは由々しき事態だ!!そして何より、アイツのドヤ顔!!!契約魔法を行った時に、私を見下したようなドヤ顔をした時から煽るように見てくる。
あれはもはや、私がエレイルに好意を抱いているのを、見抜いている目だ。
もはや取り付くしまも無い、下手にあいつをボコボコにした所でエレイルがいるせいで、決定打が出来ないからタチが悪い。
だけど、我慢していたおかげかエレイルが
「ごめんね、オリビエ構ってあげられなくて今日は、オリビエの好きな物を御馳走するし、久々に手でも繋いで寝ていいから、機嫌直して、ね?」
そうな事を言ってきてくれたことは、もはや歓喜と言っていいぐらいにエレイルの目の前ではしゃぎたい気分になったが、それはグッと我慢した。(偉いぞ私!!)
そんなことで私はそんなイライラやムラムラを回収できる程に、その1日は満たされたと言っていいほどに、潤いましたとも!ええ!
あの犬っころも、エレイルの命令は効くから、今は見張りのために外で大人しくしている。
待ってよかった!そう思うこの1日だった
~後日談~
オリビエ「・・・・ふふ」
エフィン「(オリビエとやらも苦労しているが、この者を揶揄うの辞められない!)ふいっ....」
オリビエ「・・・・・・( # ^ω^ ) ピキピキ」
エフィン「――ゾクゾクッ!?」
エレイル「今日も、仲良くしてくれてて嬉しい。(本音)」
◆◇◆◇◆◇◆
〈あとがき〉
これにてフェンリル編の最終話が終わりとなります。次回は、前回と同じように番外編を2話ほど出していきます。
最後の展開でのお話ですが、一章では語られませんので悪しからず。
番外編ですが、今月中には出したいとは思っていますが、仕事の都合やらで遅れるかも知れないということを、ご報告します。
出来るだけ早めにかけるように心掛けますので
それでももし、この作品が面白いとと思う方がいたらフォロー、いいね、☆3点とコメントをしてもらえると励みになりますのでよろしくお願いいたします
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます