2人っきり

2話から

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俺ん家にひかりが来ることになった。


Q急に来て部屋とか、ちらかってない?

A否、常に部屋は埃ひとつない


Qえっちな本とか…

A否!!ひかり以外の女には興奮しない!!!


ということで俺は何ら問題がないので、ひかりを家に入れる。

「お、お邪魔します」

俺はそのままひかりを部屋に案内する。

「えへへ、2人っきりになったね」

付き合ってた時、ひかりは俺と2人っきりになろうとはしなかった。悲しいが俺の事を警戒してたのかもしれない。俺は嫌がるひかりに無理やりするわけが無いだろう!

まぁそんなこと今言ってもしょうがな…

ドサッ

「!?!?」はやくね!?!?

俺はひかりに押し倒されていた。あはは、まさかひかりに押し倒されるなんて過去の自分は夢にも思わないだろうな。

「いいよね…?こうき…」

「あ、でも…」

生憎俺の部屋に避妊具は置いてない

「いいじゃん、なくてもさ、私男の子がいいな♡」

「あ、う、うん…」

ごくりと唾を飲む。ひかりの心臓の鼓動が伝わってくる。

そこで俺は我に返った。

「やっ、やっぱごめん!」

俺はひかりの下から抜け出す。

「な、なんで…?」

「俺はさ、やっぱ男だし大好きなひかりとそういうことをするってんのは本当にしたくて仕方ないくらいなんだ…っでも!今さ、やってもし子供が出来たらとか、俺は責任を持てるのかとかそんなこと考えたら、良くないんじゃないかって」

「こうき…」

「せめてさ、こういうことはそれなりの準備してからじゃないと…俺ひかりが好きだからさ、迷惑かけたくねぇ」

したいさ、"あの"ひかりが誘ってくれたんだ。でも俺は俺が気持ちよくなるためだけに後々のリスクを捨てるほど馬鹿じゃない。成人向け漫画とかそんなフィクションでは無い現実だ。ない知識使ってでも、ひかりは守りたい。

「こうきがそんな考えてたなんて、私…」

その時だった。

ガチャリ

「おじゃましまーす」

誰かが入ってくる

「…おばさん?」

「ち、違う。母さんはお邪魔しますなんて言わないし、なんたって声が違う。」

それなら一体…

「お、こうちゃん、いるじゃーん!!おっひさー」

「瑞希!?」

ひかりより付き合いが長い俺のもう1人の幼なじみ。

桐山瑞希きりやまみずきだった。

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ヤンデレvsヤンデレ耐性Lv999の俺! くろーろ( ˘•ω•˘ ).。oஇ @hightech81109

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