42、ハズレギフト「下限突破」で俺はゼロ以下のステータスで最強を目指す ~弟が授かった「上限突破」より俺のギフトの方がどう考えてもヤバすぎる件~
【作者】
天宮暁様
【あらすじ】
「下限を突破してどうするんだよ!?」から始まる自由で気ままな逆転ライフ!!!
成人の儀のある世界――
双子の兄であるゼオンとその弟のシオンは、対照的なギフトを神から授かった。
ゼオンは「下限突破」を。
シオンは「上限突破」を。
レベルの上限を突破できるシオンのギフトの優秀さは明らかで、その場で勇者パーティからの勧誘を受け、さらには実家である伯爵家の家督を兄に代わって受け継ぐ権利まで得てしまう。
その逆に、「ハズレギフトを授かるような奴は前世で悪事を働いたに違いない」という迷信により、ゼオンは実家である伯爵家をその身一つで追い出されてしまう。
だが、「下限突破」には思いもよらない可能性が眠っていて――!?
【感想】
この作品を見たとき、あらすじの最初の一文にある、
「下限を突破してどうするんだよ!?」
これと全く同じことを思いました。
上限突破というスキルは主人公かどうかは問わず、いろいろな作品で出てくるのですが、逆に下限を突破するのはどういうことなのかということで読んでみたのですがとても面白かったです。
この作者さんは、以前紹介した、ハズレスキル「逃げる」で俺は極限低レベルのまま最強を目指すの作者さんと同じ人なのですが、スキルが本当に面白いなと思います。
外れスキルが実は当たりだったみたいな作品は数多くあるのですが、そのスキルの面白さはこの作者さんが一番だと僕は思っています。
下限突破というユニークなスキルを使って戦闘をしていくわけですが、そうやって下限突破を使うのかという感じで、ユニークなスキルを使った独特な戦闘シーンが面白い作品です。
でも、それだけではなく、世界観などの設定もしっかりしていて、謎が多くあり、これからそれがどう解き明かされていくのかというのが楽しみです。
追放されたのにもただ外れスキルを授かっただけではない裏の事情もありそうで、主人公が戦う相手も、黒幕っぽいのがいて、まだまだこれからどうなっていくのかわからない、ストーリーも面白い作品です。
あまりざまぁ要素はないです。
面白いのでぜひ読んでみてください。
【詳細情報】
ジャンル…異世界ファンタジー
更新停止中
文字数…約40万文字
目安読了時間…約13時間
書籍化決定
作品URL…https://kakuyomu.jp/works/16817330655721273141
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