12、ガチャと僕のプライベートプラネット
※なろう版の先行配信です。
【作者】
太陽くん様
【あらすじ】
目が覚めると、白い部屋にいた。
部屋の中央にはガチャガチャが一つ。
やることもないのでガチャを引いていく日々。
【感想】
現在の人類では地球を運営していくのは無理だと判断した上位存在が1000人を選び、競争させて、勝った人間に地球の支配権を与えるという条件で、1000人がそれぞれ世界を開拓していきます。
そんな中主人公は、ナビゲーターもおらず、いきなり白い部屋に飛ばされて、やることもないので仕方なくガチャを回していきます。この様子は世界に配信されているのですが、状況も分からずむなしくガチャを回し続ける主人公に世界は同情します。もちろん主人公は最下位を独走します。訳も分からず閉じ込められてガチャを回し続ける主人公は面白いです。ガチャがテーマの作品でこれより面白い作品はないのではないかと思います。
なにより面白いのはガチャから出てくるものですね。闇鍋感がすごいです。一番最初はコンビニのチキンやティッシュ、簿記三級の問題集などしょうもないものが出ますが、少ししたらヤバいものも出るようになります。古代のものから現代のものまで、オカルト的なものやSF的なものまでわりとあらゆるものが出ます。出てきたもので特に面白かったのは、焼失したゴッホのひまわりや、ハズレ馬券、闇バイトのチラシ、みかんジュースの出てくる木、謎の金属シンオオサカニウムなどです。途中でホムンクルスや人間とは言えないような人間が出てきてからはさらにヤバさが加速します。
ノリが軽くて、読みやすい作品です。面白いのでぜひ読んでみてください。
【詳細情報】
ジャンル…現代ファンタジー
更新頻度…不定期
文字数…約25万文字
目安読了時間…約8時間
作品URL…https://kakuyomu.jp/works/16817330654486022152
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