コミュ障な俺は貞操逆転、男女比1:10な世界で頑張って美少女達とラブコメします

第1話 幼馴染と二度寝する

　主人公　千田　真琴(ちだ　まこと)視点

　「まこと朝だよ〜」

　「…………」

　「起きて〜」

　俺には毎日俺のことを起こしに来てくれる

　幼馴染がいる。

　名前は　中宮　みく　という

　可愛くてスタイル抜群な最高の幼馴染だ。

　俺は〔男が少ない世界〕ということを利用

　してこの幼馴染とイチャイチャするための

　作戦を立てたのだ！

　その名も！〔寝ぼけたフリ作戦〕！！

　作戦内容　①幼馴染が俺を起こしにくる

　　　　　　②寝ぼけたフリをして一緒に

　　　　　　　寝ようと誘う

　　　　　　③一緒に二度寝する

　さっそく今日も幼馴染のみくが起こしに来

　てくれたので作戦を実行しようと思う。

　「まこと〜起きなさいよ〜」

　「う〜ん、、、」　（寝ぼけたフリ）

　俺は眠たそうな感じで目を少し開けた。

　目の前にはもちろん、幼馴染のみくが立っ

　ていた。うん、今日もかわいい。

　　　　・・・・よし、仕掛けるか。

　「みぃくぅ~ まだ眠いからぁ、一緒に二度寝

　　しよぉ?」　　(あざとい感じで)

　我ながらとても痛いセリフを言う。

　ただ、この貞操逆転世界では女性には

　効果があるはずだ。

　このセリフを言った瞬間にみくの目の色

　が変わった気がした。

　「え、………ほんとにいいの？」

　……めちゃくちゃ食いついてますやん！

　よし、この調子でいくぞ！！　

　そして俺は追撃を放った。

　「いぃよぉ」　と言いながらみくを誘導

　　するように布団を少しめくった

　するとみくは恥ずかしそうな様子で、

　「えと、………じゃっ、じゃあ失礼しま

　　す…」と、みくは動揺を隠しきれない

　　様子でゆっくり布団に入ってきた

　ただ布団に入ってきたはいいものの距離

　があるし、みくは向こうを向いている。

　ここは貞操逆転世界で男が少ないのだが

　まぁ仮に元の世界で美女に「一緒に寝よ」

　などと言われたらめっちゃ動揺するだろう

　なのでここは俺から攻めるとしよう！！

　……俺は寝ぼけいる感じでみくに後ろから

　みくに抱きついた。

　さらに　「みくぅ〜しゅき〜」と、寝言の

　ように言ってみた

　……どうだ？

　薄目で様子を見てみると、みくは固まった

　まま耳を真っ赤にしている

　………これは作戦成功だな

　みくがめちゃくちゃ可愛かったので、俺は

　満足した。そのままみくを抱き枕にして、

　いい匂いを堪能しながら眠りについた。

　「えへ……えへへ……まことぉ🖤」