岩の上に立つ(神の名は)
ヒロソ
第1話 イハウヘに繋ぐ鳥の心
虹の架け橋
「鬼はまだ活動してる?」
「最後のあがき!」
「『シロ』が来てるからね」
「だから焦りがひどい」
・・・
人類の心が天軍を呼び寄せる。
コロナ騒ぎと同期しているかのようだった。
今まで、孤独の中で蟻が這うように生きて来た我々。
一つの励ましが目に止まった。
(引用)
どうすれば陽気になるのか。
司馬遼太郎は「あすはきっと良くなる」と思い込めばいいのだと言う。
人生の現実は、いいことも悪いことも、陽気なことも陰気なことも起きたり、存在したりするのだろう。
しかし、自分の気持ちとしては、明日は必ずよくなっていくのだと思っていれば、気分は前向きに、明るいものになっていく。
そして前向きで明るい気分になると、やってやろうという姿勢で物事に取り組んでいくことができるようになる。
だから本当に「あすはきっと良くなる」ようになっていく。
(tabi-labo.com/274436 より)
これがある種の「線路工事」になっている・・・
そう感じていた。
しかし最近、別のあり方に考えが移った。
■虹の架け橋
それは「二次の架け橋」と表記できる手法。
福音書でイエスが教えていた。
マルコ9章
23 イエスは彼に言われた、「もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる」。
「信ずる」ために、ある種の秘訣があった。
これを知るべき。
→ 「後の神」は「虹の神」
(創世記9:11-13)
「一次の神」が行った暴挙、
それが
→ 「ノアの大洪水」
その後始末・・・
そう決意したのが「後の神」だった。
※ 聖書解釈では「同一の神」と受け取られているが、実は別の神。
深く考察すると「左右の神」が関与していると理解できるだろう。
■神社が教える「綱」の実体
日本の神社は、二つの神に挟まれた人類を「綱引きの綱」だと教えている。
「一次の神」は
「エデンの始まり」に関与し、
こんな主張をしている。
「人類の始祖に選ばれた」・・・
※ イブが「善悪の知識の木」を選んだという話。
それが人類による「組織選び」とされたのだ。
これにより、「創造主の右腕」ロゴスは、「後手」を余儀なくされた。
状況は神社の「しめ縄」で感じ取れるだろう。
→ 左右の柱の間にしめ縄
縄から垂れている紙垂(シデ)は「御子イエスの雷光」に相当。
モーセはホレブの山で、二つの神に出会っているが、
同伴を懇願した相手は
「後の神」。
しかし、その神は前面に立つことができず、選民を後ろから見守る「後ろの神」として二次的な関与となる。
※ ホレブの山で、モーセは「前の神」から授かった契約の証(石板)を割った。
民衆の背教を目の当たりにして激怒したからであった。
(ここで、前の神との契約は破棄された)
※ それが、我々にとっての幸いとなっている。
■御子に教えられた希望
「後の神」は「二次の神」。
その神と民は、モーセを通して契約を結ぶ形になる。
大洪水で、人類は「八」の人口に減らされた。
しかし、
「二次の神」が「虹の神」となった。
その神こそ、人として生まれた御子イエスに繋がっており、弟子たちにもこれが教えられたはずである。
御子は強調している。
本気で望めば
「何でもできる!」
ただし、一つの条件がある。
→ 鳥になれ
これは書かれていないが、
「蟻人間」のままであれば、思考回路が固定されてしまうのだ。
→ ロジック(logic)に
どの路地を通って希望の地に至るのか?
そんな手法ばかり考えるのが
人の宿命。
【logic】ロジック
1.論理、論法、推理法。
2.必然性。
3.回路構成。
子供が夢を描く時、大人は言うだろう。
「どのように実現する?」
「お前の境遇で」
「お前の素養で」
■心を脱出させる
まずlogicを考えさせようとするのが大人の固定観念。
可能性を潰してしまう。
それは、イエスが告げたていた
「もしできれば」
の神経回路である。
「何でもできる」とイエスが教えた時、
子供の心のような「鳥」になる必要を含めていた。
(鳥は空を選ぶ)
※ 目的地の風景を心に描き、それを目指して空を飛ぶ。
「虹の神」と繋がるイエスは、こうした子供の可能性に心を向けていた。
「未来の理想だけ心に描け」
「logicの心配は無用」
この助言は「虹の架け橋」そのものであり、
「目的地を描く」事で理想郷に到達する・・・
そんな意味である。
子供の心には、それだけの可能性が秘められている。
「子供のようにならなければ、天の王国に入れない」
この言葉も、「虹の架け橋」に関連していた。
■架け橋は「ニジ」
子供は漢字よりカナを選ぶ。
だから「虹」も「二時」も
→ 「ニジ」
出発点と到着点は
→ 「虹」で繋がる
黙示録10 章
わたしは、もうひとりの強い御使が、雲に包まれて、天から降りて来るのを見た。その頭に、にじをいただき、その顔は太陽のようで、その足は火の柱のようであった。
2 彼は、開かれた小さな巻物を手に持っていた。そして、右足を海の上に、左足を地の上に踏みおろして、
3 ししがほえるように大声で叫んだ。彼が叫ぶと、七つの雷がおのおのその声を発した。
4 七つの雷が声を発した時、わたしはそれを書きとめようとした。すると、天から声があって、「七つの雷の語ったことを封印せよ。それを書きとめるな」と言うのを聞いた。
5 それから、海と地の上に立っているのをわたしが見たあの御使は、天にむけて右手を上げ、
6 天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを造り、世々限りなく生きておられるかたをさして誓った、「もう時がない。
・・・
今、理想郷への直前。
「海と陸」が「ニジ」で繋がっている。
(米国と日本)
→ 海はシロの帽子・陸が日本
「シロ」は
「二次的なイエス」
つまり「再臨」の主。
イハウヘに繋がる鳥の心を得て、
天の王国を思い描こう。
logicに囚われず、人類の理想生活を夢見る人になるべきだ。
蟻ではなく、鳥になろう。
希望に向かう鳥の心を養えば、彼は「岩の上に立つべき」必要を感じるだろう。
それが虹の架け橋を実現する。
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