第16話 入浴中にまたしても異世界転移なアリサ
「あああ!そんなアリサちゃん アリサちゃんが消えたわ」
大きく豪華なお風呂の中でリリーシュは真っ青である。
少し前の出来事‥。
ちゃぽん・・チャポチャポチャポオオ
ライオンの彫像の口からお湯が流れ出ている。
大きな白い大理石の風呂に二人の美少女がそれはゆったりと浸かっていたのだった。
「ああ、とてもいい湯ねリリーシュちゃん」「ええ、アリサちゃん」
「コミケ、戦利品が沢山よお」それは嬉しそうなリリーシュ
「夫のレーヴも待っているから 数日後に帰るけど また来るわねアリサちゃん」
「うん、待っているわリリーシュちゃん
レーヴさんは優しくて、のほほんとして、ほんわかしていい人よね」
「うんアリサちゃん レーヴもコミケとか好きだけど 今回は仕事があるから
私が転移した時はファリ兄ちゃんと一緒に大騒ぎしてたみたい」
「次回は一緒にね」「うん」
「じゃあ、そろそろ上がろうか」「うんアリサちゃん」
その時だった
風呂の湯が大きく波打ち揺れる それから白く輝く魔法陣が浮き上がる。
「え?」「あ?」
「アリサちゃん」
白い魔法陣に吸い込まれてゆくアリサに手を伸ばすリリーシュだったが
アリサは吸い込まれるように姿が消え去ったのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます