第15話 イベント会場のアリサ先生の兄アシャル様と古代の女王さま(幽体)

アリサ王女達が戻ってきた。

「うふふ 楽しんでる?売り子の仕事も頑張ってねええ」

戦利品の同人誌が山のようにある


荷物持ちは女官のルウさんであった お疲れ様です 

あ、ルウさんも購入しているのか!


頭からケープを被った少女

手の持つ大量の戦利品 立派な腐女子さま‥頭のケープから見える髪は水色

「リリーシュさん コミケどうでしたか?」「タクス君、楽しかったわ」


「うふ~ タクス君て将来は立派な売り子の同人誌作家ですってねええ」


…ええと 売り子の同人誌作家ですか いいですけど


そろそろ、僕も売り子の方に戻らないと あ、差し入れも持ってゆかなきゃ


ん・・なんだ あの人だかり

「う~む、見つかったな」「‥ですね 女王」


「きゃあああ アシャルさまああ」「ヴァルジニテ様ああ」

サングラスをかけて 髪を三つ編みにしたアシャル様 

実は足が少し悪くて杖を使っている。


長い うねった黒髪の美女 はちきれんばかりの胸 完璧なプロポーション

麗しい美形の女性 こちらもサングラス付き


女性の方は影がない 幽体?ああ、そうか古代の女王さまだ 

神殿の神様の一人、百合系でも有名な戦上手な救国の女王様 ヴァルジニテ女王さま


「仕方ない、消えるか」「はい女王」


二人が風‥と呟くと姿が消えた。

つまり、風魔法でご帰還されたようである


なおも周りは大騒ぎ

「にゃんん~ん」「ヴァルジニテ女王さまああああ」

「アシャルさままあ」「にやん!」

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