第10話 パニックを起こして走りまわる猫たち
パニックを起こし走り回るネコ達
そして 何匹はエイルさんや僕に飛びかかったワンワン!
痛い!爪が刺さるワン
落ちつくワンワン!
そしてエイルさんに飛びかかったネコ達は 当然のごとく
エイルさんをかばい
アーシュさんこと子竜さんがキャッチ・・
アーシュさんの性格からして 容赦なく、けとばす か
あるいはパンチと・・思ってましたワン!
が 以外や以外
キャッチしては 怪我しないように 床にポイ!ポイ!
もしやネコ好き?
それとも 基本的には女の子には
優しいアーシュさん
ネコがひょっとして全て女の子!
とか?いやまさか
あ! 脅えてよじ登ろうと
した子猫数匹を抱き上げるエイルさん
あらら!大丈夫だから
心配ないない・・の
キャ くすぐったい!
ミーって可愛い鳴き声をあげる子猫達
横目でチラリと
そんなエイルさんの様子を見ながら パニック起こすネコ達をキャッチする子竜さん
・・
・・・なる程 ネコ好きはエイルさんの方か ワン
しばらくして ネコ達は落ちつきを取り戻し
平常に戻りましたワン!
ネコの一匹 白いネコさんが 意味ありげに
僕らの前に立ち それから案内しますね と言わんばかりに
こちらをチラリ、チラリと見ながら ゆっくり部屋の奥へと進んでいった
僕らは白いネコさんの後をついていったワン!
迷路のような 家の奥の部屋には
ビューん ビューんと風を斬る音
あ さっきのミニのギャメラ(カメさん)と黒執事・・ではない!黒い羊・・
しかも もしや執事の服
着てませんかワン?
黒羊さんと闘ってましたワンワン!
すぐ傍には 気を失った小さい女の子
女の子の手に握っられたのはクレヨン
すぐ傍にはスケッチブック
あのクレヨンとスケッチブック 怪しげな光がチラチラと
おそらくは
どうやら普通のスケッチブックやクレヨンでなく
魔法の力を秘めるワン
パチクリ!と目を覚ます女の子
ふらふら しながら
クレヨンを握り 絵を描きはじめ
絵に描かれた羊が
絵から飛び出して本物の羊になったワン!
相変わらず黒執事・・黒羊はフォークや食事用のナイフを手に闘ってます
おぉ!突然お盆や皿を
何処からともなく出してきたワン!
投げる投げる!
そしてカメさん・・
もとい ギャメラさん
避ける避ける!
お!ぱし!ぱし!と皿を受けとつた!
そして投げ返す!
素早く 踊るかのごとく 避ける黒羊(執事)
メェメェ! 執事たる者
この程度の事が出来なくてどうするですか!
と羊語で言う! もちろん分かるのは
僕だけワンワン!
動物語が理解出来るなんて☆ なんてバイリンガル! 自慢!
パタン あ 女の子 倒れました!
慌てて駆け寄る
僕ら(子竜さん、エイルさん)だワン!
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