2023/08/07 地元がない。
カクヨムの公式自主企画で「ご当地怪談」を募集するという情報をTwitter(X)で見ました。面白そう。ご当地の場所は伏せてもいいのかな? 妖怪美術館のステッカーかわいいな! などと思いつつ募集要項を眺めていてふと思い出したのでした。自分に、地元がないことに。
地元というか、故郷というか、そういうのがないですね。亡父が転勤族だったこともあり引っ越ししまくり、転校しまくり、一年生から卒業までちゃんと通ったのは小学校だけ。でも同じ小学校に通いつつ学区内ですごい何回も引っ越ししたな…と思い出すとなんだかしみじみしてしまいます。
生まれた場所、は存在します。別にこれで個人を特定されることはないと思うので書いてしまうと、東京都新宿区です。でも東京都新宿区に住んでいたのは本当に赤子の時だけなのであの土地を故郷というのは…ちょっと…違うかな…。父親の親族は全員邪悪なので仲間に入りたくないしなぁ。母親の親族も負けず劣らず凶悪なので母親の実家も故郷とか地元って感じじゃないし(都内です)、比較的長く暮らした関西圏の土地もまあ…違うな…。関東に引っ越してきてからも神奈川県と東京都を反復横跳びみたいな人生だったし、ひとり暮らしを始めてからも引っ越し大好き人間で何度も住居を変えていたので、「ご当地怪談」ってどこを舞台にすればいいんですか!? となってしまいました。ご当地って別に地元を示す言葉じゃないし、住んだことがある場所が舞台でなくても構わないとは思うんですけど。
結婚後も、Twitter(X)でもたまに書く通り配偶者の地元でブチギレながら暮らしたり、その後関東に戻ってきて元気に生きてはいるんですけど、やっぱり地元という感情はなくて。でもこれまで住んだ各地で怖い話をちょこちょこ拾ってはいるので(夫の地元で聞いた話がいちばん怖くていちばん好き)、そういう話をモチーフに小説を書いて参加しようかなと思っています。書きます。
ところで、ひとり暮らしした土地でいちばん長く生活した場所は東京都足立区です。私は好きな街でした。今はどんな感じになってるのか分からないけど…。
では、また明日。
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