無し
@0903acdc
第1話
時々、私は自分の胸の内を掻きむしりたくなります
生きていくだけで関わっていく全ての人が悲しむようで気が休まらんのです
私の胸の内は、今でも私に明かせません
奇しくも私の心境に答えてくれる人はいたのです
私なんかには勿体のない人でした
幼き頃からこうだったと思います
ぼんやりとですが、微かにですが、生まれついて着き回るものなのでしょう
人と関われないような、そんな自分でした
生まれ持って器用でした、手先も気遣いも要領も
何か才を持って生まれたように思います
二つ三つ握り合わせていだと思います
芽生えさせることも無く腐っていきました
出る杭は打たれると言います、目も向かずに何かも知らずに腐っていく様は後悔と安心に満ちてい来ました
恥じて生きることに意味を見い出せません
人が喜んでいるように見えんのです
怖く思います、辛く感じます
人知れず詩を傍らに朽ちたいと願います
無し @0903acdc
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます