01 魔素と魔法
目次
1.魔素
1-Ⅰ.純魔素
1-Ⅱ.複合魔素
1-Ⅲ.合成魔素
2.魔素干渉
2-Ⅰ.魔素を動かす
2-Ⅱ.魔素を重ねる
2-Ⅲ.魔素を発動する
3.□□□
4.魔法を使う
5.詠唱
6.無詠唱魔法
1.魔素
魔法として行使される前の段階の大気中に散らばる魔力の一種。
人間の体内に生成される魔力とは区別されて魔素と呼ばれる。
人族の間では一般的に魔素は干渉出来ないどころか、行使する魔法とその場に存在する魔素によって
1-Ⅰ.純魔素
複合魔素に対し、
純と付いているが、□□の□□□から出来ているため、真に純粋というわけでもない。
例)堅実の魔素、浮動の魔素、青緑の魔素など
1-Ⅱ.複合魔素
複数の魔素から成る魔素の総称。一般的に特定の物質に宿る魔素は複合魔素であるとされている。
例)火の魔素、水の魔素、土の魔素など
1-Ⅲ.合成魔素
意図的に複数の魔素を掛け合わせて作る魔素の総称。
自然界には存在しないか、あるいはごく一瞬の間にのみ存在する。
例)活性化の魔素、□□の魔素など
2.魔素干渉
魔素視を持つ者が先天的に発現するスキルの一つ。
魔素に干渉して動かす他、重ねる、発動するといったことができる。
このスキルは行使する者の魔力を用いるため、まずその素質が無いと使えない。
2-Ⅰ.魔素を動かす
ただ魔素を動かすだけ。これ自体は他の行使への中間に位置するものだが、体外に存在する魔力と定義して扱うことが可能である。
もしくは、合成魔素を作り出す目的で行う。
2-Ⅱ.魔素を重ねる
魔素は存在する場所によって性質が異なり、干渉して移動させると、その性質ごと移動する。そのため、本来そこに存在するはずの魔素とは別の魔素を重ねると、その性質を上書きすることが出来る。
これを、主人公は、魔素を重ねる、と呼んでいる。
ただ、魔素は本来あるべき場所以外に移動させると不安定になる傾向があるため、次第に重ねた魔素が薄くなり、元の魔素が戻っていくということが起きる。
そのため、性質を固定化させるためには何らかの制御を行い、その性質を物体に定着させる必要がある。
2-Ⅲ.魔素を発動する
魔素はある程度の形と密度にして魔力を呼び水に揺らすと、魔力と共に消費され現象を起こすことが出来る。その現象は魔素によって異なり、その性質に準じたものとなる。
これを、主人公は、魔素を発動する、と呼んでいる。
例)堅実:硬くなり耐久を増す。物体としてそこに残ることが多い。
浮動:軽くなり密度が下がる。霧散して散らばることが多い。
また、これは魔法を使うこととはまた別の事象であるので、主人公は独自にルカナと名称をつけて呼んでいる。
無詠唱魔法ではない。理由は後述。
3.□□□
□□を構成する□□にして□□□□でもある□□。だが、これを□□□は□□の中には□□しない。実質□□している上、□□の持つ□□では□□□□が出来ない。
4.魔法を使う
特定の詠唱を行い、必要な魔力があれば、詠唱に応じた現象を発動することが出来る。これには明確な原理が存在するが、すでに□□□□□からすでに長い時が経ち、失伝しているため、□□はこのやり方しか知らない。
※□□:かつて□□していた□□□□
つまり、特定の現象を起こす詠唱を知らなければ、その現象を起こすことが出来ない。そのため、ルカナでは土を固めて家具を作ることが出来るが、魔法では『家具を作る魔法の詠唱』が存在しないために、実行不可、ということになる。
逆に、アイスフィールドの魔法は、氷の魔石を触媒としたルカナで再現することが出来る。というように、融通が利くのがルカナ、と言える。
そのため、高名な魔導士とは、より多くの高度な魔法の詠唱を知っており、それを発動できるだけの魔力を持っている、ということが大前提となる。
5.詠唱
原理は□□の間で既に失伝しており、詠唱のみが残っている。
とはいえ、各魔法は詠唱を唱え、それに必要な魔力さえあれば発動するため、原理を知らずとも魔法は使える。
そのことから、詠唱の研究者は少ない。というより、
詠唱にはルーン文字を用いるが、読み方だけ伝わっている、という状態。
作中で少し主人公が触れていたが、実は核心に近い気付きをしている。
6.無詠唱魔法
詠唱を省く、ということは詠唱中に起きている詠唱による魔力や魔素の動きなどを再現する、ということだが、それは結局、特定の魔法の無詠唱となるため、
例えば、アイスフィールドの無詠唱化とはつまり、アイスフィールドの効果が無詠唱で発生する、ということである。
そのため、魔法ごとに無詠唱化が存在し、それぞれ行う再現は違ってくる。
原理を知っていれば難しくないが、その原理は既に□□の間では失伝しているため、魔法毎に無詠唱化の制御を覚えなければならず、理論的には可能とされているが、それが出来た者は未だいないため、伝説とされている。
また、魔素に干渉する必要があるため、□□適性の低い□□には困難。
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