第8話 記憶

 すっかり、秋になった。


 愛子の心は、あの日から

 

 ずっと徹さんと一緒だった…


 実際には、徹は居なくとも

 愛子は、いつも徹の笑顔といる

 何をしていても…


 徹が愛してくれた時の記憶が

 鮮明に愛子の躯体に残っていた


 離れていても、いつも一緒だった…


 

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