ボイスノベル『異世界JK冒険者』文字お越し
滝川 海老郎
第1話「朝起きたら異世界へ」
これは「文字お越し」のため、少々特殊文法になっております。
同一人物の連続発話などもあります。
とりあえず、そのママ掲載しておきますので、ご了承ください。
□◇□――――――
私、日暮カナデ、16歳、JK
だったんだけど、朝起きたら異世界の草原でした
ということで今草原にいるよ
もお、なんでこんなことになっているのか
パジャマでなぜか靴は履いてるんだけど移動する
川を横目に見ながら下流を目指す
人は河口に集落をつくりやすいからね
ちゃんと社会の勉強もしてるよ
「はぁ、独り言ばっかりだね」
うん、誰もいないから独白みたいになっちゃうね
「あっリンゴの木」
そこにはリンゴのような木が一本
ちょうど手が届く枝にも実があったので採ってみる
「いただきます」
もぐもぐ
「美味しい!」
なにこれすごく美味しい、異世界も悪くはないかも
おっと、流されちゃダメだ
日本に地球に帰る方法を探さないとだね
リンゴを両方のポケットに一つずついれて持っていく
そうして歩く歩く……
途中、休憩だ
持っていたリンゴをもう一つ食べてしまう
うん、美味しい
またまた歩き出す
小川で水分補給だ
他に水とかないし綺麗だもん
お腹壊すかは勝負だね
お、今度はミカンかなオレンジの木があった
たくさんなってる
「やった!!」
これで村人とかだったらカゴいっぱいに採るよね
「誰にゃ」
茶髪の猫耳の女の子だ
「あっ、私?」
「オレンジ泥棒にゃね」
「ご、ゴメンナサイ」
「随分素直にゃんね」
「実はカクカクシカジカ」
私は異世界に飛ばされてきて何も持っていない
というようなことを説明した
「それは苦労したにゃんね」
「え、まあ」
「オレンジ採っていいにゃんよ」
「ほんと? ありがとう」
「名前は」
「私はカナデだよ」
「僕はエルシーだよ」
「村まで一緒に来るにゃ?」
「うん、ありがとう」
「へへん、どうぞ」
二人でオレンジの収穫をした
こうしてエルシーと村まで一緒する
村はマーサル村、ターランド王国にある
やっぱり異世界なんだ
猫耳もそうだけど知らない国だ
なんだか不安もあるけど
ドキドキしてる異世界に興奮しちゃう
だってテレビやアニメ、小説で見た
憧れのファンタジー世界
モンスターは怖いけど今は興味が勝っている
この日はエルシーの家に泊めてもらった
夕ご飯は麦粥にお肉を焼いたものが少し
とても美味しかったです
仲良く一緒の布団で眠ったよ
続く……
□◇□─────────
コレは該当ゲームの文字お越し版です。
ゲーム版はAIイラスト+合成音声のフルボイス版となっていてplicy.netで無料プレイできます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます