再びの黒船来るや桐一葉
今日は9月2日です。
78年前の今日、東京湾に浮かぶ戦艦ミズーリの甲板上で降伏文書の調印が行われました。連合国では、この日を戦勝記念日とするケースが多く見られます。
ミズーリはトルーマン大統領の出身州みたいですね。
そして、マッカーサーは、ペリーの旗艦ポーハタン号が停泊していた場所と同じ位置にミズーリを投錨させ、その艦上で式典を執り行いました。
その後、降伏文書調印に関する詔書が発せられました。
朕ハ昭和二十年七月二十六日米英支各國政府ノ首班カポツダムニ於テ發シ後ニ蘇聯邦カ參加シタル宣言ノ揭クル諸條項ヲ受諾シ帝國政府及大本營ニ對シ聯合國最高司令官カ提示シタル降伏文書ニ朕ニ代リ署名シ且聯合國最高司令官ノ指示ニ基キ陸海軍ニ對スル一般命令ヲ發スヘキ事ヲ命シタリ朕ハ朕カ臣民ニ對シ敵對行爲ヲ直ニ止メ武器ヲ措キ且降伏文書ノ一切ノ條項竝ニ帝國政府及大本營ノ發スル一般命令ヲ誠實ニ履行セムコトヲ命ス
御名御璽
昭和二十年九月二日
降伏文書に使用された紙は白石和紙、マッカーサーが署名に使用したのはパーカーの万年筆だそうですね。改めて調べてみると、知らないことも多いです。
これでひとまず1945年の夏を詠む句は終わりたいと思います。
実景でないものを詠むのは難しかったですが、個人的にはとても勉強になりました。
今は、引き続き戦後の混乱期に起きた悲喜劇を調べて、俳句にしてみようかなとも考えております。
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました<(_ _)>
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