第3話 ツンツンにゃんこ

ツンツンにゃんこは活動範囲が狭い。


基本的に自分のネコハウスで寝てる事が多く、人の目のある所ではあまり活動しない。


活動していても、人が近くを通るとバビュッとネコハウスに逃げ込んでしまう。


ただ、飼い主が動かず寛いでいる時に、ツンツンにゃんこが飼い主がいる部屋の入り口まで来て、元気に大きく「ニャア!」と一鳴きする事がある。


そして、飼い主の反応も一切気にせず、クールに立ち去るツンツンにゃんこ。


ご飯の催促でも、トイレのお知らせでもなく。


ツンツンにゃんこは、そのまま自分のネコハウスに戻って、寝るのだ。


…挨拶なのか? 威嚇なのか?


飼い主はいつも突然起こるのでビックリするのだけど。


いや、ほんとに何…??


未だに、この行動は謎のまま。



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