第2話 プリティにゃんこ
プリティにゃんこは、おやつはお皿の前でお座りしてれば、出てくると思っている。
今日もまた、お皿の前を陣取るプリティにゃんこ。
…キミ、五分前に食べたでしょ? え、あげたよね??
飼い主が声をかけても、プリティにゃんこは鳴きもせず、空っぽのお皿の前でじっとお座り。
ただただ、そのまぁるいおめめで、じ~っと見つめてくるだけ。
『おやつを貰えないの…?』
自分の可愛さを最大限に生かして、もっふもふの全身で、そう訴えかけてくるのだ。
…………。(そっとお皿に追加されるおやつ)
プリティにゃんこは自分の可愛さを自覚しているとしか思えない。
でも、プリティにゃんこに、飼い主が勝てる日は、まだ来ない。
(*一日のおやつの目安量は守ってます)
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