2 場違いな善意(後編)(ヴィーニュ王国カンタン・クノー宰相視点)
宰相
「フランジュ
「王女殿下の単独公務?
そのような予
私は侍女頭と近衛騎士に
どこが不敬なんだ。
「しかしながら、こちらは国王陛下に
王女殿下の
さらに、
王女殿下の公務に
お
お辞儀も無しに。
こちらが
「
クレメン
ヴィーニュ少年兵の
そう
もちろん、
もちろん、
王女殿下は
「それは殿下のお
少年兵は
貴方に
「でも!
何だったかしら……えっと、魔術の
……殿下は、
秘書官は、侍女頭と近衛騎士に、「いつも
「
殿下は何に調印なさったか
「だって、
真っ赤な
「ねえ、宰相
私が
ガチャンッ。
扉が開いた。
王女殿下に
王
「
「……やはりな」
「何かしら?
見せなさい」
「殿下が関与されることはありません」
王女殿下は手に
私が
「
王女である私に
侍女頭と近衛騎士は何もしない。
「貴方
それを
『フランジュ王女殿下の慰問で、ヴィーニュ少年兵に
戦争を続けた
私が
「退役軍人協会のパーティーも、
「貴方の、
もう、
私から何かを
手に
私が
「国際条約に
「
「
執務室に
「私はここにおります!
私を
執務室の扉がすぐに開けられ、私の
「貴方を守ってあげている者ですよ。
王宮前は
お
「王宮から出て行きなさい!」
公務をしたいと我儘を言っていたのに。そんなことも忘れて、
「扉を
しかし、その前に、王宮警察が
フランジュ王女殿下と侍女頭、近衛騎士は、田舎騎士の目の前で、
宰相に文書を届けた公務中の密使に
公務中ではない王女殿下はそれ
王宮内の公務
まあ、反魔術遺産条約調印をしているから、国王陛下に
あの田舎騎士等は
ガリガリの黒猫どもの
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