パチンコ野郎の末路
俺はパチンコが大好き。パチンコ三昧の日々を送っている。
今日打つのは昔のアニメを題材にしたパチンコ台。早速千円札を入れてスタートする。
『ミッションモード突入!』
打ち始めて数分後、いきなり「ミッションモード」に突入した。このモードは指示されるミッションをクリアしていくと激アツとなり大当たりに大きく近づくのだ。
『7の図柄でリーチをかけろ!』
早速ミッションの指示だ。
「うおおお!」
俺は頑張ってスタートチャッカーに玉を入れる。
『右打ちをしろ!』
続いて次のミッション。
「うおおおおお!!」
俺はハンドルを右に大きくまわす。
『金を入れまくれ!!』
「うおおおおおおおお!!!」
俺は玉貸し機に有金を全て注ぎ込む。
『金下ろしてこい!!!』
「うおおおおおおおおおおおお!!!!」
有金全て失った俺はミッションに従い、金を下ろしにATMへと向かった。
『金を借りてこい!!!!!!』
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
俺はダッシュで消費者金融へ向かう。何も考えず、ただただパチンコ台に与えられたミッションに従って俺は走る。
「待ってろよ! ミッションをクリアして必ず大当たりにしてやるからな!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます