世界を治める剣
ロード
第1話 プロローグ
この世界は常に争いを続けている。
騎士達の国「ライドラ」
彼はその国に所属する鉄騎士であった。
騎士としてのランクは最低であり彼自身も野望もなく、夢もなくただ常に死と隣り合わせの日々を生きるだけであった。
その日も「ライドラ」に進行してきた魔導士達の国「エズラザラク」との戦いに駆り出された彼は無意識に敵を切っていく。
与えられた剣が敵の血によりどんどん錆びていく。切れ味もどんどん悪くなっていく。
(このままではいつかやられるな)
彼はそんなことを思いながらもそれでも敵を斬っていく。
そんな時強大な魔力が発動し地面から大爆発が起きる。
その瞬間彼はその意識を失い吹き飛ばされるのであった。
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