41 世界は狭いと思ったこと

 2024/01/17(水)20:43 かきはじめ。


 まずは、この話題を。

 阪神淡路大震災から29年が経ちました。

 お昼より少し前、まあまあ近所の震災記念公園に行って来ました。公園の入り口に面して運動会などに使われるようなテントがあり、そこに黒スーツ黒ネクタイの男性が御二人いらっしゃいました。「こんにちは」そう言ったこちらと彼らを隔てるのは長机がふたつ、つけられたもの。机上には等間隔で白いカーネーションがずらりと並んでいました。

「お花をどうぞ」

 ひとりの男性が言ってくださいました。

「よろしいのでしょうか?」

「はい」

「ありがとうございます」

 一輪の花を手に取り、お亡くなりになった方々の名前が記されている石碑に向かいました。謹んで献花をさせていただきました。

 帰りに能登半島地震募金箱に、いくばくかの気持ちにしかなりませんが……募金をしてまいりました。

 阪神淡路大震災だけでなく、すべての災害によってお亡くなりになった方々のご冥福を祈るばかりです。


 さて本題。

(本日01/19の朝、以下の文章を見返すと「うわー性格悪い、自分」とは思いましたが/汗笑。そんな気分を吹き飛ばすような出来事ががが。あとで、付けたしますけど)


 この前、地元の集会所で講談と寄席の会がありました。半年に一度、挙行されるのかな? 前回は昨年の六月だった(iphoneの画像から日付確認済)。たしか六月と一月に開催されるような気がする……そこらへんは記憶が胡乱。

 まあとにかく。

 去年の六月に組まれていた講談師は今回も同じで。出演の一番目とトリは六月と同じ人たちでした。出演二番目と三番目が落語家さんになります。前回は桂弥壱さんと月亭秀都さん。今回は違うキャスティングでした。しかし今回の噺家さん御ふたりともに、現在めちゃくちゃ仕事のオファーが絶えない方々です。

 つまり演者の出番をABCDで表記すると、常時AとDは同じ。BとCが毎回、違うということ。

 六月に観たときの感想を、特に一番はじめの演者について思いっきり控えめにブログに書いたことを覚えてます。

 開演前に「えー。あの人、また出るの? 前回とても聞けたもんじゃなかったよ、トリの先生とセットで売ってんのかなー?」って思ってました。売る、といっても集会所は無料で観覧できるというシロモノではあります。無料で某さんの高座を拝観できるなんて! というわけで、ずーっと楽しみにしていたのね。トップバッターは別として(笑)。

 さて開演。わたし、一番前の座席が取れまして。演者から見て右側の椅子に座れたのです。んで、前回に超ガッカリした講談師が登場。

 あれっ????

 自分の目を疑う、とはこういうことか! と痛感しましたよ!

 職場で何かとドヤってくる同僚男性にそっくりだったからです(上から目線でアドバイスしてくることの半分が嘘っぱち)。

 いやいや、あの同僚みたいに眼鏡かけてないし。髪の毛も真っ黒だし、髭も当たってるし。

 しかし声がそっくりだ……いや待て、なにもかも他人の空似の激似かも。

 え、ちょっと待って。今まさにマクラで語っているエピソード……能登に行ったことがあるとか、その他に半年前の集会所高座に話していたこととか。パチパチパチッとパズルのピースが全ハマりしていくのよ。

 で、休憩時間までホントはマナー違反なんだけどw、iphoneを取り出して芸名でWikipediaを見てみる。あれって本名まで載ってるじゃん?

 ……ビンゴやわ。

 ここまでの短い時間で、隣に座っているお爺ちゃんはグウグウ爆睡(笑)。そりゃーそうだよ、テキストをめくりながらでもカミカミで、芝居なんかまったく出来てないんだもん。ほぼ棒読み、マジまんじ。

 職場の彼はといえば。

 始終、口をもぐもぐさせていて唇の端から唾液がダダ流れ(決して誇張表現ではありませんよ)。その唾液を自分のシャツになすり付けるのは、まだ許せる。シャツだけではなく職場の椅子のパイプ部分や座面の裏側にも、なすり付ける。クシャミや咳をする際に、みずからの片手で唇を隠すように持っていくのが普通の人。だけど彼は、そんなこと一切しません。マスク大嫌いみたいなんで、周辺は彼の唾液ウィルスまみれになります。はい。

 あとバイト先で「公園の近くに住んでるけど子どもの声が超うるさい! 子どもなんか、大嫌い!」って言っていたね。さすが☆40歳を過ぎても結婚男は言うことが違うね!  

 そして昼休みに机上で食べたもののカスが翌日、大量に残っている。つまり「公共の意識というものが“まるでない”」。それでホントに四十代半ばなのか、親は一体コイツになにを躾けたのか。心底から疑ってしまう大人材(生粋の京都人のように以下略)。

 あと、もうひとつ。わたしが「この人、ホントに姑息な男ね」と思ったのは。勤務先で言われたことで。

「ぼく関学出てるんで」。

 え、Wikipediaには「近畿大学中退」って書いてありますけど? 普通、一般的に「関学を出た」というのは関西学院大学を卒業した、という意味ですけど????

 わたしの常識が間違っているんですかね???? 

 それとも中等部高等部を終了した履修した、ということが「関学を出た」って威張れることなの????

 あんた単なる高卒やんか? それを、こっちが知らんと思って。まあ今まで偉い御立場から様々にありがとうございますぅ(生粋の京都人のように以下略)。

 恥ずかしいと思わないの? ホントに日本人なの? 

 親から一体、何をされてきたの? 芸事の師匠でもあるみたいだけど? まあ故人の師匠を責めるつもりなんかないけどね。なんてったって四十代も半ばの人間つかまえて「親の顔が見たい」なんて言えないよね(笑)。

 そんなこんな実情を知ってしまった自分から見たら、そりゃ塩評価にもなりますわな(笑)。だって本当にゴミレベルで下手やねんもん。半年前と比較しても全然進歩してへんねんもん。あんなん登壇させるならyoutube映像で神田伯山先生「鹿政談」上映しているほうが百万倍マシだわさ。(時間、むっちゃ掛かるな/汗)

 ……「それってあなたの感想ですよね?」と言われそうなので、言いますね。隣で爆睡していたお爺ちゃん、不潔ヨダレ星人が捌けたのち。次の噺家さんときは目パッチリ! 面白いところは「んふふ」って受けてましたよ。


 さて追記。

 01/17も不潔ヨダレ講釈師は市内某所でゴミクズレベルの芸を披露していたらしい。んで今日、出勤してきたヤツは風呂に入っていないらしく、近くの席にいた女性が「臭くてたまらなかった、またヨダレと鼻水を椅子や机になすりつけていた」「クチャクチャ音を立てて、職場で物を食べるのを辞めさせて欲しい」とか「ボリボリ頭や首、足を拡げて股間を掻くたびに、ぷんぷん臭う。職場でそういう行為は辞めさせてもらえないか」と上司に訴えたそうですが。

 実際にアクリル板を隔てた、こっちまで異様な匂いが漂ってきていた。

 上司も「大金持ちの、お坊ちゃんだから……」とか言葉を濁すだけだったらしい。

 信じられない。正真正銘本物の、大金持ちのお坊ちゃんに謝れと言いたい。

 それにしたって四十も半ばの男がヨダレを常時唇の端から垂らし、鼻水をゴクゴクと飲み込み、手についたそれら体液を職場の備品になすりつけてまるきり平気な顔……って、そんな人間を躾けられなかった親なんて現実に居ったんや! としか言いようがないです。父親は亡くなってるけど、母親は存命かどうなのかは知らんけど。

 でも哀れだなあって思った。

 お笑い芸人として鳴かず飛ばずで講談師になったはいいが、そっちの芝居も全然できない(言いすぎだと思うでしょ、ホントこれでも控えめ表現レベルよ自分)。

 結局、アレが威張れるところはバイト先の職場でしかないわけで。うーむ、本業がビシビシ達者だったらバイト先でショボショボ仕事でも赦せる。

 けど違うからなー。











  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る