39 タイムフリーで「喜楽館アワード」を聴く
2023/12/06(水)21:49 かきはじめ。
通勤帰りに「喜楽館アワード・決勝戦」ABCラジオ、これタイムフリーで聴いておりました。コンテスト形式のイベントですね。以下、喜楽館公式サイトからコピペします。自分の記録のため。
以下
神戸新開地・喜楽館 × ABCラジオ『神戸新開地・喜楽館AWARD2023』のご案内
2023年7月11日
この度、神戸新開地・喜楽館とABCラジオでは、地域の町興しと、上方落語の更なる発展を目的にしたコンクール「神戸新開地・喜楽館AWARD2023」を開催する運びとなりました。イベント実施概要は以下の通りとなっております。
◆タイトル:「神戸新開地・喜楽館AWARD2023」
◆主 催:神戸新開地・喜楽館/ABCラジオ
◆企画趣旨:神戸新開地・喜楽館に来場したお客様と、ABCラジオのリスナーによる投票で「喜楽館の次代の看板(スター)」を選ぶコンテスト
◆開催日時:
〇予選:9月5日(火) 6日(水) 11日(月) 12日(火)
いずれの日も18:30開演 ※無料招待による公開録音(番組リスナーを抽選により招待)
予選会の模様は、ABCラジオ「日曜落語~なみはや亭~」で、後日放送を予定。
〇決勝※有料興行:12月3日(日)18;00開演。ABCラジオで生放送。
◆参加資格:
①1998年1月1日から2007年12月31日までに入門をした現在、上方落語協会に所属する落語家の皆様。
②上記の「予選」と「決勝」さらに11月27日(月)~12月3日(日)まで喜楽館・昼席で開催予定の「喜楽館AWARDウィーク(仮)」に3日以上の出演が可能な方。
◆エントリー(応募):受付期間 7月11日(火)~24日(日)(参加日は出演者調整)
◆審査方法:
〇予選… 喜楽館に来場したお客様による投票で決勝進出の噺家さんを選出。
〇決勝… 喜楽館に来場したお客様による投票とラジオ生放送を聴取したリスナーによる投票で優勝者を選出します。
◆賞 金:コンテストの実施に合わせて喜楽館に来場したお客様とABCラジオのリスナーから募った浄財(寄付)を、全額、優勝者に賞金として贈呈します。
さらに、喜楽館、ABCラジオ、コンテストの協賛スポンサーからそれぞれ副賞の贈呈を予定しています。
〇本件のお問合せは、ABCラジオ(戸谷)或いは神戸新開地・喜楽館(山本・伊藤)078-335-7088まで宜しくお願いいたします。
……以上、転載おわり。
ABCラジオと喜楽館が挙行した「新開地、町おこし」なのかなって思いました。
参加資格に結構な「縛り」がある、これがムッチャ「むずい」気がしたのは、わたしだけ?
開口一番が笑福亭呂翔さん「つる」!
トップバッターは桂佐ん吉さん「風邪うどん」でした。うどん、と言えば「時うどん」しか知らなかった自分。まだまだ修行が足りません。こちらの拙エッセイでも過去に挙げた「所作の美しい噺家さま」桂佐ん吉さん、トップバッターならではの重圧もあったことでしょう。音声だけなのが残念です、ラジオだから仕方ないね。
でも来年早々、笑福亭たまさん独演会にゲスト出演されるので! また御尊顔を拝見できます! うーれーしー!
二番目は桂雀太さん「粗忽長屋」。番組での紹介は「行き倒れ」だったな。正直言って個人的に粗忽長屋って、ネタはあんまり好きじゃない。でも、どうしてか? 雀太さんが演じられると「えっ、えっ?」という感じで心が一気に持っていかれるの。どうして?
これも音源だけなのが、くやしみいっぱい。雀太さんって男性ファンも多いよね、すごいことだ。テレビメディアに頻繁な露出があるわけでもなく、年齢層や男女の区別なく、満遍なくファンを持っている噺家さんって最強だと思うんだけど。
地元の寄席に来てくださって高座を拝聴できたことなんて奇跡だわ!
次は笑福亭鉄瓶さん「八五郎出世」。「
最初っから最後まで力強く豪快な口ぶりを変えずに、散々に笑わせつつも“音声だけ”なのに、泣きどころをしっかりと作る構成の仕方が凄い。鉄瓶さんの底力を見せていただいた気がいたしました。すごかった。
笑福亭たまさん「地獄八景亡者戯」。喜楽館ネーミングは、実は……某大御所の愛人さんだと暴露(カクヨム運営さまから削除要請が来たらどうしようかと、内心ハラハラしつつ書いている/汗)。とんでもなく愉しかった。放送コードぎりぎりを、がっつり攻めてくるたまさんの真骨頂。ほんとに、ほんっとに。この人の高座は大好きです。音源だと捌けるときの、セクシーフェロモン放出している背中が見られないのが残念!
笑福亭風喬さん「茶の湯」。わたしってば、このネタ好きなんだけど、なぜか心地よすぎて眠たくなるの。落語はリズムとメロディと立川談志師匠が仰ったのかな? 胡乱だけど。違っているかもしれないけど。風喬さんの作り出すメロディが、とても心地よく響く。
アフタートークで、たまさんが「正直言って、鉄瓶さんが優勝かと思ってた」と仰ってましたが、わたしもそう思います。それくらいに鉄瓶さんの「八五郎出世」は楽しくて、きれいな涙を流させてくれる素敵な話だったのです。
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