30 はじめての高津の富亭 三人怪談

 2023/10/07(土)10:00 かきはじめ


 昨日の記録。

「三人怪談 噺家×怪談 実験会」


 一、山への誘いいざない 桂笑金さん

 一、井戸(仮) 桂二豆さん

 一、皿屋敷   桂健枝郎さん

 一、実験怪談  宇津呂鹿太郎さん

 仲入り

 一、トーク



 A4サイズの番組表を兼ねた演者紹介の裏側に記されているのは


「神よ、あの手が! 窓に! 窓に!」

 ―—H.P.ラヴクラウト『ダゴン』より



 

 実は告知が出てから散々に迷っていたのだが、結局のところ申込みしてしまった。

 前の職場の同僚が神戸市内でオーガニックハーブティーショップを立ち上げていて、たまたま顔を見に寄った折に話題が出た健枝郎さんのことについて。

「おそらく竹書房からだけど作品が収録されているみたいだよ」

 と、健枝郎さんアカウントSNSを見せたところ。

「うわ! すごいー! ぼく、怪談好きなんですよ!! この人の落語をナマで観れるんでしょ? 優美香さん行ってきてくださいよー! あとで教えてくださいー!」

「うーん」

 ……ホントは今月の落語出費は抑えておきたかった。だから申込みする気もなかった。

 でもyoutubeで拝聴して「いいな」と思っていた宇津呂さんが来られるし……何よりも笑金さん健枝郎さん御出演だし……二豆さんにも興味あったし……うーん。なんて。めっちゃ考えた。

 でも考えてみたら定席で御三方が番組表に示されることはあっても、通常はバラけた状態で、しかも15分ほどの持ち時間である。木戸銭は大阪も神戸も当日2800円。

 端的な言い方を赦していただければ、興味ない噺家も観なければならない。そんな噺家さまは、ほとんどいらっしゃらないのですが。

 でもでも、御三方会で予約すると2000円。定席ともに交通費は除く(汗)。

 うーん、youtubeでもヒトコワ系とか最近ほとんど観てるし。心霊系もガセっぽい動画は好きじゃないし。ここはライブで観て新ネタというか、オーナーさんのためだけじゃなくって自分のためにも仕入れることはアリかもしれん。

 そんな訳でチラシ上で受付になっている、健枝郎さんGメールから申込みすることにしました。

 高津宮……谷町九丁目の出口、地上にひょいと出てみると。

「既視感、すごいんだけど?」

 よくよく考えたら、ここ生國魂神社にアクセスしたときに来てたわ。曽根崎心中物語に出てくる寺社仏閣を周ってみようと思い立ったとき……。

 それと、お初さんの菩提を弔うお寺さんがあるの。そこにもお参りしました、久成寺です。徳兵衛さんのお墓は現存しません、たぶん梅田の東通り商店街のどこかの地中に、亡骸があることでしょう。


 つづく。次回は落語会の内容について、日記代わりに。




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