あとがき②

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 あとがきでわたしが書けることは、あと2つです。


 まず、シュウト君。


 シュウト君とは退院後、わたしは一度も会っていません。


 一度だけですが、シュウト君のお見舞いに行った時はシュウト君は入退院を繰り返していて退院していた時期でした。


 以前に父が偶然、シュウト君のお母さんに会った時にシュウト君は擁護学校に通い、元気に過ごしているということを聞いて安心しました。


 当時は携帯電話もそんなに普及しておらず、入院中にシュウト君のお家の電話番号を聞くことはありませんでした。


 お見舞いに行った時に連絡先を聞こうと思ったら、シュウト君は退院してて聞けなかったというオチです。


 当時住んでいた自宅から入院していた病院まで車で片道2時間・往復4時間かかったので会いに行けませんでした。


 今だったらSNSなどの連絡手段がいくらでもあるんだろうけれど、そういう時代でした。





 シュウト君とは、いつか何処かで会えたら良いなと思います。


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