英雄の贄への応援コメント
何とも切なく悲しい物語ですな
村から贄として捧げられた少女に黒龍が話した真実、そしてその輪廻を断ち切ろうと行動したのは間に合わず……
少女・ヒロが黒龍と暮らし始めて、もう数か月早く旅立っていたら、と思いましたが、
変わらずまた100年に一度の儀式が続けられているという事は、もしかしてその真実を告げる事自体が禁忌なのでは、とも思いましたね
あるいはこの件がただ遅くなったが為の悲劇だとして、他の時に同じように真実を付ける事が上手くいったとしても、果たしてこの儀式は止まったのか、とも邪推しちゃうますねー
救いのない話ですたが、いずれ起きるかもしれぬ救いに期待します
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます! コメントまでいただけるとは...感謝感激です。
僕は、この世には村人の様な人間、ヒロの様な人間と二分されると思っています。ヒロの様に、正義を翳し行動できる人間になりたいと思いながらも、やはり僕も、物事の本質を見ようとしない村人と同じなのだなと、執筆していて思いました。こう俯瞰してみると、村人は弱く脆い様に感じられますが、それが人間なのかも知れませんね。何か人生に安寧があると信じて、根も葉もない言伝にかこつけて、これが安寧だと思い込む、ーーこうして書いていてもつくづく自分もこうだなと思いますーーそれこそが村人であり、贄である。そう思います。
長々と書いてしまいすみません。
あるまん様の感想を拝読させていただいて改めて思った事の雑多ですので、そこまで深く読まなくて結構です...
捻くれた文章を長々と書いてしまいすみません。
改めて、お読みいただきありがとうございました!
僕の小説が貴方の生活の助力になってくれればと、切に願います。
英雄の贄への応援コメント
ごめんなさい、うわぁ、ってなってうまく言葉にできずに感想が書けそうもありません。贄が捧げられ続けることが、悲しくて仕方ありません。
作者からの返信
「取り敢えず矛盾の無い、予定調和の無い、理論だった小説にしよう」と思って書いた小説なので、結構それぞれの立場になって考えていかないと分からない作品になってしまったのです。だから少し読み難いものだったのかなぁと。
贄が捧げられ続ける理由については、一応僕も考えてはいるのですが、敢えて言っていないので、色々考察していただけると嬉しいです。
感想ありがとうございます!