雪島美春
「今日は先輩と、久しぶりに二人だけで帰れる楽しみ」
「言われてもみたら、久しぶりに二人だけで帰るんだな」
そうやって俺等は部室を出て、校内を歩いていくと、一人の生徒が来る。
「二人にお願いがあります。」
俺等にお願いしにきた生徒は雪島美春だった。
「今日のお願いは終了しました。また月曜日にお願いします」
「無茶な願いなのはわかってます。でもどうしても二人がいいのです」
彼女は必死に、お願い込みその必死さに免じて、話を聞くことにした。
「お話聞きます。何でしよ」
「ありがとうございます。加島さんと山西君お願いはね、一緒に帰りながら家まで護衛して欲しいのです」
「そういうことなら、わかりました」
そうやって俺等は、三人で帰ることになった。
「加島さんごめんなさい。私が頼まなければ、山西君と二人で一緒に帰れたのに」
「気にしないで下さい。それに学園のアイドルである雪島先輩と、一緒に帰ったり、護衛出来ることむしろ光栄です」
そうやって三人は、良仲のまま学園を出ると、待ち伏せしていた写真の男は三人を追いかける。
「二人とも男が後ろにいますっす」
「そうみたいだな」
俺等は後ろにいる男を捕まえようとしている。
「美春また月曜日」
「先輩サヨナラっす」
俺等は分かれ道の曲がり角で、そこで雪島美春別れる。そして俺と優菜は左右の道へと歩いていくと、今度は彼女を追いかける男は、堂々と歩く男を俺等は、別々の角度から、写真を追い回す証拠を撮ったりしている。分かれてから10分くらいが経過するそして、写真を撮った枚数5枚だった。俺は男の尾行中の彼女、優菜にメールで、撮った写真を添付し、男を捕まえようと相談すると優菜は俺の方にくる。
「そろそろ捕まえるっす」
そうやって俺等はばれないように、男に近く
そして男に話しかける。
「今晩、お話宜しいっすか?」
追い回していた男の隣に移動すると、ずっと被害受けていた雪島美春がこちらに歩いてくる。
「この人からずっと、追い回されていましたので、間違いありません」
彼女の宣言で、追い回していた男を警察に連行し彼女の悩みは解決した。
「二人とも、ありがとうございました。今近いので、もう大丈夫です。」
そうやって学園のアイドル、雪島美春の悩み解消はした。
「私達も帰りましょ」
そうやって俺等は、一度家に帰り着替えをし、彼女の秘密捜査始まるのであった。
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